新技術:日立、大規模映像監視システムと類似画像検索を開発

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新技術:日立、大規模映像監視システムと類似画像検索を開発


掲載日:2008/02/05


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 株式会社日立製作所は、大規模な遠隔監視システムにおける伝送容量の不足とデータ圧縮による映像の劣化に対処し、注視すべき映像の判別や類似画像のDB検索も可能とし、監視業務従事者の負担を低減できるネットワーク型大規模監視システムの映像監視向けプラットフォーム技術を、開発した。

 今回開発された技術では、まず画像認識技術を用いて、カメラの撮影映像で人の動きや顔の有無などの重要度を、1台ずつ算出する。その重要度に基づいて伝送優先度を決定すると、優先度の高い映像は通常より高品質で優先的にカメラから伝送して、サーバへ蓄積する。監視者用モニタ画面には重要度の高い映像を拡大表示して、注視が必要な映像を優先的に表示する。

 また、“類似画像検索”技術により、画像の色の分布や形状など画像自体が持つ情報を数値情報として表現した“画像特徴量”に基づいて、カメラから伝送された映像と“見た目が似ている”画像をDBから検索することで、カメラ映像のリアルタイム表示とDB映像の検索を、瞬時にかつ同時に行なうことができる。

 更に、名札型センサ端末とカメラの近くに設置した赤外線発信機を組み合わせることで、VIPなど警護対象人物のリアルタイムでの位置検知と、カメラ映像との連携を可能とした。これにより、名札型センサ端末を所持した警護対象人物が赤外線発信機に近づいた場合、一番近いカメラの映像を最優先で表示することや、警護対象人物の周辺の映像を他のカメラの映像より優先して監視者用モニタ画面に表示することが可能となる。

 100台のカメラと、画像処理用PC、10台の名札型センサ端末、映像蓄積装置、検索用PCを組み合わせた大規模監視システムの実証実験の結果、同技術を利用しない場合と比較したネットワーク容量は、100台のカメラの前で人物が撮影される条件では約3分の1に、通常の利用環境では約10分の1に削減できることを確認した。また、類似画像検索や名札型センサ端末による特定の人物の優先表示が可能なことも確認された。


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