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ソニックソフトウェア、SOAのための統合基盤“ESB”の新版を出荷

掲載日：2007/06/01

　ソニックソフトウェア株式会社は、SOA（サービス指向アーキテクチャ）のためのシステム統合基盤“ESB”（エンタープライズサービスバス）の新版「Sonic ESB 7.5」を、出荷した。価格は、CPUあたり312万5000円となっている。

　「Sonic ESB」は、様々なテクノロジとのシームレスな相互運用性を提供し、全社規模の物理的に分散された環境を統合するインフラ構築のためのソフトウェア。今回の新版では、複数のWebサービスを組み合わせたビジネスプロセスのフローを定義するためのXMLベースの言語“WS-BPEL（Business Process Execution Language）2.0”に完全準拠した製品ラインアップとして、「Sonic BPEL Server」を新たにサポートした。

　「Sonic BPEL Server」は、「Sonic ESB」のルーティング機能にBPEL 2.0に準じた“サービス・オーケストレーション”機能を付加する。同機能は、ビジネスプロセスの自動化やコンポジットアプリケーションのため、複数の独立したサービスを結びつけ、1つのエンドツーエンドのプロセスフローとして連携させることができる。企業インフラ全体の異なるプラットフォームを統合でき、構築からテスト、配備まで、開発者の生産性を向上することができる。

　SOA管理とガバナンスを提供する「Actional」と協調することで、「Sonic ESB」と接続するインフラストラクチャに対する可視性と制御性を向上させることができる。ユーザは、サービスレベルの違反を自動的に検出し、即座に対策を講じるとともに視覚的に表示することで、原因を追跡することができる。また、同時に発売される、共通データモデルのライフサイクル管理やトランスフォメーション、検証の問題を簡略化する「DataXtend Semantic Integrator（SI）」の開発／ランタイムと統合可能となっている。これにより、従来に比べ容易にデータを統合することができる。

出荷日・発売日	2007年5月30日出荷
価格	312万5000円／CPU

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