新技術:NECと東北大、IP音楽放送の音とびを抑える技術を開発

この記事をtweetする このエントリーをはてなブックマークに追加


新技術:NECと東北大、IP音楽放送の音とびを抑える技術を開発


掲載日:2007/03/27


News

 日本電気株式会社と東北大学電気通信研究所は、ストリーミング配信でのパケットロスに起因する品質劣化の問題を改善し、音とびを抑え品質に優れたIP音楽放送を可能とするインターネットリアルタイム配信基盤技術を、開発した。

 今回開発された技術では、1つの音データを複数のデータに分割し一部のデータ欠落があっても元の音データを復元できる東北大の“複数記述(MD)符号化”方式と、複数の独立したルートでデータ転送を行なうNECの“マルチパスルーティング技術”を融合させている。これにより開発されたシステムでは、“MD符号化”により、送信側サーバに蓄積されたMP3音楽データの周波数情報を“偶数番目の周波数”と“奇数番目の周波数”の2つに分離し、それぞれに復元のための符号情報を付加して送信する。

 インターネットなどのネットワーク内に複数のオーバレイルータ(仮想ネットワークを構築する装置)を配置し、オーバレイネットワーク(仮想ネットワーク)を構築する。接続元クライアントはオーバレイルータと連携し、接続先クライアントとの間で、重なりのない経路を複数設定して接続する“ディスジョイント・マルチパス転送”を行なう。ネットワークからのパケット到着時は“拡張ソケット”によりバッファで到着タイミングのずれを吸収し、各パスからのパケットを同期させてアプリケーションシステムに転送する。

 受信したパケットを音情報に戻す“MD復号化”では、ある特定の時刻に対して2つのパケットが対応するため、両方受信できた場合は元の音を復元し、片方のパケットが欠落した場合は、受信できたパケットとこれまで受信したパケットの情報を元にして音を復元する。これらにより、インターネットで一部の周波数分割データに欠落があっても再生可能となるほか、分割データ生成の際のデータ増加量が無視できるほどに抑えられているため帯域利用効率を増加させることができる。

  (図:今回開発されたシステムの構成)


出荷日・発売日 −−−
価格 −−−

関連キーワード

「日本電気」関連の情報を、チョイスしてお届けします

  ※製品ニュースに関するお問合せ : 企業サイトへ


  ※関連キーワードのリンクは自動で行っているため、適切でない可能性があります。ご了承ください。


図解でわかりやすいIT技術の解説記事2000本
ITセミナー400件、IT製品情報1000件以上!

キーマンズネットは、アイティメディア株式会社が運営する「企業向けIT関連情報サービス」です。会社で導入するIT関連製品の検討・選定にお役立ていただける情報サービスです。情報量・登録料ともに無料です。安心してご利用下さい。

「ストリーミング」関連の情報を、チョイスしてお届けします

※キーマンズネット内の「ストリーミング」関連情報をランダムに表示しています。

「ストリーミング」関連の製品

オンライン・ビデオ・プラットフォーム Kollus 【カテノイド】
ストリーミング
動画配信サービスを構築、運用するのに必要な機能をオールインワンのクラウドサービスとして提供するオンライン・ビデオ・プラットフォーム。

「WEB構築」関連 製品レポート一覧

このページの先頭へ


Myリストへ 印刷用ページへ

この記事をtweetする このエントリーをはてなブックマークに追加


掲載されておりますサービス内容・料金などは掲載日時点のものです。変更となる場合がございますのでご了承下さい。


20017898


IT・IT製品TOP > WEB構築 > ストリーミング > ストリーミングのITニュース > ニュース詳細

このページの先頭へ

キーマンズネットとは

ページトップへ