株式会社ジャスミンソフトは、顧客住所情報の“ゆれ”を統一表記に変換するソフトウェア「住所正規化コンバータ」の新バージョンを、出荷した。最小価格は、8万4000円（税込）となっている。

　「住所正規化コンバータ」は、丁番地／地名／異体字／通り名／市町村合併／省略表記といった住所表記の“ゆれ”を解釈し、統一表記に変換するソフトウェア。統一表記された住所は、都道府県／市区町村／地名／番地／建物／号室といった要素に分割され、郵便番号／読みがな／市町村コードも付与されるため統計処理などにも利用することができる。

　住所表記の正規化処理を行なう「クレンジング版」と、住所情報に緯度経度の付与までを行なう「ジオコーディング版」が用意されている。今回の新バージョンでは、住所マスタとして日本郵政公社の“郵便番号辞書”を同梱した「スタンダード版」に加え、国際航業株式会社の地図DB「PAREA」を住所マスタとした「プロフェッショナル版」が用意されている。「プロフェッショナル版」では、住所の小字表記解釈の精度が向上しているほか、町／字別の住所コードへの対応や、号レベルジオコーディングなどが可能となっている。

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