新技術:富士通研究所、レイアウト定義不要で非定型帳票を認識

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新技術:富士通研究所、レイアウト定義不要で非定型帳票を認識


掲載日:2006/10/24


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 株式会社富士通研究所は、見積書/納品書など様々なレイアウトの帳票から、確率推論技術により優れた精度で各論理要素(見出しやデータ)の論理構造を認識できる技術を、開発した。

 今回開発された技術では、帳票の種類に応じ、各論理要素に対応する文字列の特徴と、論理要素間の関係を定義した論理構造パターンを知識として用意する。パターンは見積書や請求書など帳票の種類ごとに用意すれば良いため、各帳票別のレイアウト定義が不要となる。論理構造パターンにおいて論理要素間の関係を確率ネットワークとして表現し、そのネットワーク上で確率を伝搬させることで、各論理要素に対応する最も確からしい文字列を認識することができる。

 これにより、位置関係の登録が不要となり様々なレイアウトに対応できるほか、確からしさの伝搬によって文字認識誤りを類推することや、省略された論理要素を検出することで、階層的な見出しを持つ複雑な帳票でも安定して認識することができる。また、同技術を同社指定の20文書に適用し、論理構造認識率(論理要素に対する文字列の対応付け正答率)91.7%を達成している。


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