東洋ビジネスエンジニアリング株式会社は、同社の生産／販売／物流統合フレームワーク「MCFrame」の新ラインアップとして、グローバルSCMに対応した統合物流ソリューション「MCFrame／国際物流管理」と貿易情報管理ソリューション「MCFrame／Trade」の提供を、開始した。

　「MCFrame／国際物流管理」は、貿易情報の管理と物流在庫の可視化を可能とするソリューション。Webを通じた情報共有が可能で、貿易物流管理／倉庫管理／購買管理／貿易パートナー管理などの機能により国際物流における在庫を可視化でき、国際物流の全体効率化とコスト削減が可能となっている。「MCFrame／Trade」は、輸出に関する貿易書類など貿易にかかわる情報を電子化し、作業の効率化と情報の共有化を図るソリューションで、３国間貿易などグローバルな輸出入オペレーションの効率化や、自社内外の関係者へのタイムリーな情報提供が可能となっている。運賃や諸掛などのチェック作業の工数削減や精度向上も可能となっている。

　また同社は、「MCFrame」の短期導入サービス「PowerStart」の提供も、開始した。同サービスでは、「MCFrame」を標準機能ベースで短期間に導入し、システム稼動後の業務フロー変更に対して都度変更する形でシステム拡張するための方法論「TOPPLAN-MC」とコンサルティングサービスをセットで提供する。「TOPPLAN-MC」では、ユーザー業務と「MCFrame」機能とを優れた精度で迅速にFit＆Gap分析する方法や、「MCFrame」に直接データを入れて動きを確認し、要求仕様を確認する方法が提供される。さらにシステムを可視化するため文書フォーム／文書作成プロセスを規定する。

　また、業務視点での説明資料やユーザー向けトレーニング、コンサルテーションサービスが用意されている。作成した文書と「MCFrame」の開発支援ツール「FrameManager」を利用し、導入後のカスタマイズ／システム拡張を容易に行うこともできる。

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