日本アイ・ビー・エム株式会社は、リレーショナルデータとXMLデータを単一のDB上で融合させたDB管理ソフトウェア「DB2」の新製品「DB2 9」を、9月22日より出荷する。ダウンロード版は、7月28日より出荷される。

　「DB2 9」では、XMLデータに対応し、非定型データの取り扱いが可能で、システム化の対象範囲が拡大されたほか、システム間／対外接続も柔軟に行なうことができる。XML形式でデータを保存できることで、法改正や業務の変更などでデータ項目が増減した際にDB設計の変更が不要で、システムを停止せずに運用を継続することができる。「SQL」でリレーショナルDBとXML DBの両方を検索可能となったほか、「XQuery」でも両方のDBを検索することができる。１つの検索命令で、リレーショナルDBとXML DBの両方を同時に検索することもできる。

　行単位でデータを圧縮できる機能を搭載しており、ディスクの使用量を最大約70％減少でき、ディスクの入出力も削減されるためアクセス時間の短縮を図ることができる。また、データの暗号化機能を強化したほか、アクセス権の制御を行なう機能“LBAC（Label based Access Control）”を搭載し、行／列レベルでのアクセス制御を行なうことができる。

　　※製品ニュースに関するお問合せ ：

　　※関連キーワードのリンクは自動で行っているため、適切でない可能性があります。ご了承ください。