コーレル株式会社は、様々なデザインワークとページレイアウトをカバーする統合グラフィックソフト「CorelDRAW Graphics Suite X3」を、8月4日より発売する。

　「CorelDRAW Graphics Suite X3」は、イラスト作成／ページレイアウトソフト「CorelDRAW X3」や、画面キャプチャソフト「CorelCAPTURE X3」、ビットマップデータを容易にベクタデータにできる「Corel PowerTRACE X3」、ビットマップ画像やデジタル写真を編集する「Corel PHOTO-PAINT X3」を含んでいる。“切り抜き”ツールが追加され、ベクタオブジェクトの容易なトリミングが可能となっている。

　「PHOTO-PAINT」の“イメージ調整ラボ”により、写真の色とトーンを調整でき、ワンクリックで調整済みの写真のスナップショットを複数作成できるため、比較しながら容易に調整することができる。“オーバープリントのプレビュー”により、画像が重なっているエリアの色をシミュレートして、印刷に適した状態をプレビューすることができる。

　作業中に状況に応じたヒントをドッキングウィンドウに表示する新“ヒント機能”を備えている。ニーズに合わせて容易にカスタマイズできる100個のテンプレートも搭載されている。また、パスワード保護されたPDFを開くことや作成することができ、ファイル交換の際の安全性が向上している。さらにAdobe Illustrator／PhotoShopなどの頻繁に使用されるファイルフォーマットとの互換性が強化されている。

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