NECビューテクノロジー株式会社は、標準搭載レンズを含めて６種類のレンズを揃えた液晶プロジェクタ２機種を、5月中旬より発売する。価格は、輝度が4000ルーメンの「NP2000J」が69万8000円、3500ルーメンの「NP1000J」が59万8000円となっている。

　両製品とも、パネル解像度が1024×768の液晶プロジェクタ。IP変換回路に加え、３次元Y／C分離（NTSC信号時）によりクロスカラー／クロスルミナンスを低減する10ビットビデオデコーダLSIを採用したほか、人間の目の特性を利用してコントラスト感のある画質を実現する“SweetVision”機能を内蔵したLSIの採用により、画質を向上させている。また、投映中でもブレーカーを落としたり、スイッチ付き電源タップでスイッチを押して直接プロジェクタの電源を切ることができる“ダイレクトパワーオフ”機能を搭載している。

　上下左右のレンズシフト機能を搭載しているほか、標準搭載レンズに加え、短焦点タイプから長焦点タイプまで５種類のオプションレンズが用意されており、大／中規模の会議室や教室、講堂、体育館など、設置場所に合わせてレンズを選択することができる。コンピュータ入力端子やビデオ入力端子に加え、コンポーネント入力端子やDVI-D端子、PCカードスロットなどの入出力端子を備えている。

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