事例:タムラ製作所が富士通「glovia.com」ベースにシステム構築

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事例:タムラ製作所が富士通「glovia.com」ベースにシステム構築


掲載日:2005/09/21


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 富士通株式会社は、同社のERPパッケ−ジ「glovia.com」をベースに、タムラ製作所が生販一体の製品別連結原価管理システム「MAPS」を構築し、海外拠点を含む11拠点で稼働したと、発表した。

 タムラ製作所は各種トランス/電源関連などの電子部品大手として、中国やASEAN地域、ヨーロッパなどに工場や販社のグループ企業を持ち、取引の50%以上を海外で行なうグローバル企業。電子部品事業はカスタムで多品種であることに加え、材料の仕入れや製造/組立、販売はそれぞれ適切な国で行なっていることから、特に製造システムの統合化は難しいと考えられていた。「glovia.com」は、製造業に特化したERPパッケージソフトウエアで、工場単体から世界に散在する複数拠点の情報統合までを実現することができる。組立製造業に特化していることや、原価をはじめとする現場の情報が経営層にスピーディに提供できることから、今回の導入に至った。

 今回構築された「MAPS」は、各製品別原価を踏まえた連結ベースの基幹業務システムで、生産/販売を一体としている。「glovia.com」をベースに、タムラ製作所と富士通、株式会社富士通システムソリューションズが共同で開発した。経営管理を行なうための情報を提供する“グループモニタリング機能”や、品目/顧客/仕入先などの基礎マスター情報を各拠点システム間で一元管理/共有化する“グループ統一マスター管理機能”、各拠点内基幹システムで発生/保持している取引デ−タ/残データの集積や保持を明細単位で行なう“グループ明細データウエアハウス”を本社に置き、XMLによるシステム間データ交換機能を通じ、各拠点システムとデータ交換を行なっている。各拠点システムからの受注/売上/コスト/調達/製造に関する情報は、全て日本本社のデータベースに集中登録される。

 同システムの導入により、製品毎の原価や利益、前日までの受注や売上実績などが連結ベースで一元的に把握可能となり、スピーディな連結経営管理が実現可能となった。また、部品の標準化や手配方式の改善により、調達コスト年5%(年間約20億円)の削減が期待されている。


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