事例:セイコーエプソン、キャッツのCASEツールでプリンタを設計

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事例:セイコーエプソン、キャッツのCASEツールでプリンタを設計


掲載日:2005/09/07


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 キャッツ株式会社は、セイコーエプソン株式会社が、組み込みシステム向け開発支援用CASE(開発プロセス自動化)ツール「ZIPC」をプリンタ開発用に導入し、実機搭載後の不具合率が約1割になるなどの成果をあげたと、発表した。

 セイコーエプソンは、主力商品であるプリンタやプロジェクタの設計効率化を実現するため、実機のない段階で製品の検証を行なうための技術確立を推進してきた。同社は、実機での動作確認前にPC上の仮想のメカ体を用いてソフトウエアを検証する、“仮想メカシミュレーション技術”の確立に向け、事前にソフトの作り込みが可能なCASEツールや、さまざまな汎用組み込みアプリケーションの検討を行なってきた。

 セイコーエプソンは、仮想メカと接続する仕組みや、動的シミュレーション機能を持つことから、「ZIPC」の導入を決定し、第1弾として、北米の銀行向けプリンタ設計の一部へ適用した。適用対象となるタスクは、他のタスクから発行されるさまざまなイベントに対してメカの状態を管理し、メカ制御タスクにイベントを発行する制御の中枢部分となっている。

 セイコーエプソンは、要求仕様書をもとに「ZIPC」を利用して状態遷移表を作成した。同表を用いて仕様書のもれ/ぬけ/矛盾を発見し、全体の整合性を高める作業を行なうとともに、動的シミュレーションにより実機レスで動作検証を実施し、自動コード生成機能を利用したコード生成を行なった。状態遷移表をファーム仕様書兼コード生成用の設計書として後工程まで利用することで、仕様書とコードの一元化を達成した。仕様変更が発生した場合も、状態遷移表レベルで変更し、自動的にコードを生成することで作業効率が向上し、実機搭載後の不具合件数が前機種の約10分の1以下となった。


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