事例:肥後銀行が日本IBMの技術で融資システムをグリッド化

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事例:肥後銀行が日本IBMの技術で融資システムをグリッド化


掲載日:2005/08/18


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 日本アイ・ビー・エム株式会社は、株式会社肥後銀行が、日本IBMのグリッドコンピューティングなどの技術を採用して融資系システムを全面的に更改し、6月13日より運用を開始したと、発表した。

 肥後銀行では、2003年4月からの中期経営計画の一環として、事業先に対する信用リスク管理の充実と、与信管理/融資推進の高度化を目的に、融資トータルシステムを再構築した。異なるプラットフォームやアーキテクチャのもとで構築されたさまざまなサブシステムで構成される従来システムを、グリッドコンピューティング技術で統合した。データグリッドを構築するために「IBM WebSphere Information Integrator」を導入し、既存のデータウエアハウスである日本NCR株式会社の「Teradata」との連携も実現した。

 今回の融資トータルシステムでは、融資稟議、担保/保証管理、信用格付、自己査定、償却引当、債権管理、採算管理、市場管理、財務管理、RM(リレーションシップマネジメント)などの融資系業務が、同一プラットフォーム(IBM eServer pSeries)、同一アーキテクチャ(WebSphere、DB2 UDB、WebSphere Information Integrator)のもとで稼働する。これにより、融資トータルシステムと既存システムとのデータが連携し、異機種データベースを含む複数のデータベース環境を仮想的に統合管理し、あたかも1つのデータベース環境としてデータの検索や更新が可能となった。また、異機種データベースと連携した開発とテストの工数が削減され、データ利用環境が拡大した。

 この顧客情報データベースを基盤に、従来は業務毎に分散していたシステムを再構築/再統合した。これにより、案件受付から審査まで一連の作業が1台のPC上で処理可能となった。また、営業支援の機能も併せてシステム化され、担当者の訪問計画や交渉記録、実績管理も同システム上で登録/参照することができる。さらに、CRD(クレジットリスクデータベース)を活用した企業評価を導入するなど、融資業務と営業支援を統合したシステム構成を実現した。帳票や画面への情報の追加/変更にも容易に対応することができる。

 これにより、決算書受け入れから融資実行までの作業時間を短縮し、顧客との対話の時間の確保が可能となる。また、システムを利用することで担当者の人材育成が図れるよう、作業中に必要なマニュアルを即時に参照することや、業務フローによる作業手順や融資業務の智識を習得することも可能な機能を備えている。今後は、第2フェーズとして、勘定系の副元帳を持った既存の株式会社日立製作所の「HiRDB」との連携を予定している。


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