株式会社サイオとターボリナックス株式会社は、ECストア向けコンポーネント配信型ASPソリューションの販売で包括的契約を締結したと、発表した。

　サイオでは、ECストアの商品管理／受注管理／在庫管理／CRMの統合的な処理を実現するコンポーネント配信型のASPサービス「Baikal E」の開始を、9月に予定している。「Baikal E」は、コンポーネントを動的に結合する仕組み“IdbA”をベースとしている。“IdbA”は、クライアント／サーバーアプリケーションをコンポーネント化（カプセレーション）することで、クライアント／サーバーシステムの表現力や操作性、Web系システムの運用容易性、情報と機能を融合した柔軟性を向上させている。

　今回の提携により、ターボリナックスが提供するサーバーOS「Turbolinux Server」を「Baikal E」の標準OSとして採用する。これにより、低コストでのECストアのシステム化を実現することができる。サイオは、「Baikal E」のOEM販売や、「Baikal E」と「Turbolinux 10 Server」のセット販売を行なう。さらに両社は、共同で販促活動や、導入推進のための技術協力を行なう。

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