アドベントネット株式会社は、ネットワーク帯域監視／分析ツール「AdventNet ManageEngine NetFlow Analyzer 4.0」を、発売した。価格は、2インターフェースパックが20万1000円、100インターフェースパックが167万9000円などとなっている。

　「AdventNet ManageEngine NetFlow Analyzer 4.0」は、ネットワーク帯域幅の利用状況の把握を支援する、Webベースのネットワーク帯域監視／分析ツール。「Cisco NetFlowバージョン5」に対応した機器からのデータ取得に対応している。「Cisco NetFlow」から提供される帯域幅利用状況に関するさまざまなな情報を収集し、帯域幅レポートとして表示でき、帯域幅利用状況を分析することができるほか、詳細情報へのドリルダウンも可能となっている。どのアプリケーションがネットワークに負荷をかけているか、どのマシンがいつその負荷をかけているかといった情報を、グラフ表示とレポートとして提供することができる。

　監視する機器を複数のグループに分けることが可能なほか、異なるアクセス権限を持つ複数のユーザーを作成でき、グラフ閲覧やレポート作成などの可否を設定することができる。アプリケーションのマッピングも可能で、OracleやPeopleSoftなどのエンタープライズアプリケーションを自動的に特定でき、ユーザー独自のカスタムアプリケーションも、「NetFlow」の出力が提供する使用ポートとプロトコルの組み合わせから容易に判別することができる。また、WebベースのGUIを提供し、Webブラウザを使用してリモートから情報を閲覧することも可能となっている。動作環境は、Windows 2000／XP、Linuxとなっている。評価版を同社のホームページからダウンロードでき、購入前に導入効果を試すことができる。なお、今回のリリースは英語版で、今後、日本語対応版をリリースする予定。

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