新技術:富士通研究所など、ルーターの経路計算短縮技術を開発

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新技術:富士通研究所など、ルーターの経路計算短縮技術を開発


掲載日:2005/07/06


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 株式会社富士通研究所と富士通株式会社は、ルーターの経路計算を外部のサーバーに代行させることで、ルーター単独処理時に比べ処理時間を10分の1程度に短縮する技術を、開発した。

 経路計算とは、ルーター同士が通信し、経路情報を交換し合い、最適な転送経路を算出する処理。ルーターは、PCやサーバーに比べ開発サイクルが長く、必ずしも最新のプロセッサを搭載できないため、ネットワークの構成変更や回線障害発生時に実施する経路計算の時間を、CPU性能の向上に合わせ短縮することが困難となっていた。

 今回開発された技術により、ルーターが行なう経路計算を外部のPCやサーバーに代理実行させることが可能となる。外部サーバー上にルーターの仮想インターフェースを作ることで、従来ルーター内で行なっていた経路計算を外部サーバーで実施し、その結果を実際のルーターの動作に反映させる。外部サーバーを使用することで最新のCPUを利用でき、経路計算処理の短縮が可能となる。これにより、特にキャリア向けのルーターに求められる処理能力を容易に高めることができ、障害からの復旧の高速化などが可能となる。

 両社は、今回開発した技術を富士通のルーター「GeoStream R900」シリーズを用いて評価し、処理時間がルーター単独処理時の10分の1程度に改善できることを確認した。今回試作検証が行なわれたルーティングプロトコルへの適用に加え、今後はルーター上で実行される他のプロトコル処理でも同様の検証を行ない、ネットワークの利便性を高めるための技術開発を進めていく。


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