事例:東京三菱が富士通のコンピューティンググリッドを採用

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事例:東京三菱が富士通のコンピューティンググリッドを採用


掲載日:2005/06/30


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 富士通株式会社は、コンピューティンググリッドを実現する同社のミドルウエア「Systemwalker CyberGRIP」が、株式会社東京三菱銀行の通貨オプションフロントシステムに採用されたと、発表した。

 「Systemwalker CyberGRIP」は、大量の処理を効率的に多数の計算資源に分散させることで、コンピューティンググリッド環境を提供するミドルウエア。計算資源の状況を常時把握しながら有効活用し、個別の計算資源にトラブルが発生した場合でも、グリッド環境全体としては安定して処理を実行する高い可用性を実現する。自律型ジョブ管理により、連携する大量のジョブを簡易/柔軟に実行可能となる。従来、利用者が先行するジョブの実行結果を確認して行なっていたパラメーター設定などを、事前に登録した指示情報に基づきシステムが自律的に行なうため、全体の作業効率を改善することができる。また、オンライン業務の際、利用者が分散処理のレスポンスを待たないよう、ジョブの入出力パラメーターの受け渡しにファイルを介さないインターフェースを提供している。

 通貨オプションフロントシステムは、将来の特定期日に事前に定めた価格で通貨を売買する権利(通貨オプション)を取引する“通貨オプション取引”のためのシステム。主に価格シミュレーションや取引約定管理を行なう。金融デリバティブ取引の1つである“通貨オプション取引”を行なうためには、金融工学を駆使したシミュレーション処理が必要で、同時に大量の取引を扱うために、優れたパフォーマンスを備えたインフラ構築が重要となる。東京三菱銀行は、今後の通貨オプション取引の増加に加え、新銀行として金融デリバティブ商品のリスク管理手法の高度化を計画しており、一時的なハードウエア性能の増強に止まらない対応を検討していた。

 「Systemwalker CyberGRIP」は、計算処理の分割/並行処理により計算処理時間を短縮する点に加え、将来のシステム変更に柔軟に対応可能な点、トータルのコストパフォーマンスの点が東京三菱銀行に評価された。さらに、複数の利用者からの処理依頼を迅速かつ同時に処理するため、データを共有する仕組みやネットワーク経由の要求を高速で振り分ける制御などを実現し、多数の利用者からの多くの処理依頼を短い計算処理時間で行なうことができる。これらにより“通貨オプション取引”に必要なシミュレーションの計算処理時間を、従来の約20分の1(同社測定)まで短縮している。


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