新技術:富士通、高速移動環境のデータ通信を実現する技術を開発

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新技術:富士通、高速移動環境のデータ通信を実現する技術を開発


掲載日:2005/05/20


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 富士通株式会社は、次々世代の無線データ通信で問題となるマルチパスを高速移動環境でも正確に推定する技術を、開発した。マルチパスとは、基地局から送信した電波が、ビルなどの反射により複数の経路(パス)で携帯端末に届く状態のこと。

 2010年頃の実用化を目指し、100Mbps以上のデータ受信を高速移動環境で実現する移動通信システムの研究開発が進められている。移動しながら無線通信を行なうと、マルチパスが複雑に変化し受信品質を劣化させるため、次々世代の高速移動通信ではマルチパス干渉がより厳しくなり、正確にマルチパスを推定し、受信性能を向上させることが必要となる。マルチパスを正確に推定するためには、ノイズを効果的に除去することが必要なほか、高速移動中はマルチパスの状態が急激に変化するため、通信環境の変化に瞬時に追従するための高速な演算処理が必要となる。

 今回同社では、通信環境の変化に瞬時に対応できる高精度なマルチパス推定技術を開発した。同技術では、従来のノイズ除去法の精度が低い原因として、ノイズ除去に適用するモデルの不適切さに注目し、実用的モデルを適用することで、ノイズを効果的に除去して精度を向上させ、瞬時に高速な演算処理が可能となっている。これにより、時速300kmの新幹線の高速移動時でも、品質を落とさずに100Mbpsの高速データ通信を行なうことができる。今後同社では、2005年度上半期に、次々世代向けの携帯端末試作機による室内実験を行なうことで実環境における有効性を確認し、2年から3年以内に実用化レベルの技術確立を目指す。


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