マクニカネットワークス株式会社は、米DiskSites，Inc.と総販売代理店契約を締結し、同社製ワイドエリアファイルサービス（WAFS）製品を、4月下旬より発売する。

　WAFS製品は、帯域の不足とWANによる遅延を解決することにより、既存のWANでLANと同等の速度を可能にし、拠点数の増加により分散されたITインフラをデータセンターに集約してサーバーレスブランチオフィスを実現することができる。各拠点に分散されたデータをセンターに再集約化させることにより、拠点のファイルサーバー、プリントサーバー、DHCPサーバー、DNSサーバーといったITインフラの設置や維持／管理が不要となるため、TCOを削減することができる。

　企業では、データの再集約により、各拠点に広がる複数のファイルシステムの代わりに、企業全体として同期のとれたグローバルなファイルシステムの維持が可能となる。その結果、IT管理者はリモートシステムの管理やセキュリティ、レプリケーション、バックアップ、ストレージ、メンテナンスに関わる複雑さや不安を取り除き、企業全体に行き渡るデータファイルのコントロールを取り戻すことができる。これにより、重要データの整合性の保証に加え、セキュリティを向上させ、拠点がセキュリティホールになる可能性を排除することが可能となる。また拠点のユーザーは、パフォーマンスを犠牲にせずに、センターにある業務データに直接かつセキュアなアクセスが可能となるため、生産性を向上することができる。

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