事例●日本IBMなど、素粒子物理のデータを国際協調し解析するグリッドを構築

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事例●日本IBMなど、素粒子物理のデータを国際協調し解析するグリッドを構築


掲載日:2005/03/18


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 日本アイ・ビー・エム株式会社と高エネルギー加速器研究機構(KEK)は、素粒子物理の実験で取得される大量データを、インターネットを介し、国際的に協調して解析できる大規模データグリッドシステムを構築すると、発表した。

 データグリッドは、離れた場所にある複数のデータをどこからでも共有可能にする技術。高エネルギー物理学では加速器を用いて素粒子物理の実験を行なうが、装置が巨大になることから国際的に共同して実験装置を建設し、大容量データを協調しながら解析する。グリッドは、世界規模のデータ解析環境を構築するためのIT技術として注目され、次期大規模実験プロジェクトを進めている“CERN”(欧州原子核研究機構)を中心にデータグリッド環境が整備されつつある。

 今回、KEKと日本IBMが構築したシステムは、KEKと日本国内の大学、オーストラリア、韓国、台湾などの研究機関で、大容量データの共有を可能にするもの。各国の研究機関が互いにデータを共有して安全に保存するほか、認証機能でユーザーとサーバーに電子証明書を発行し、相互アクセスにおける整合性を取ることができる。具体的には、高エネルギー加速器の実験データ処理のために開発されたグリッド用ミドルウエア「LCG」を、「IBM eServer」上で稼働させる。

 KEKでは、当初は所内ネットワーク環境でテスト環境を構築した後、他の国内拠点との相互接続/相互運用のシステム構築を予定しており、2005年4月より稼働を開始する予定。また、高エネルギーの経験を生かし、データグリッド環境を放射線医療分野でも応用していく。


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