●NEC、自律的な通信品質の管理が可能なインターネット放送システムを開発

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●NEC、自律的な通信品質の管理が可能なインターネット放送システムを開発


掲載日:2005/03/15


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 日本電気株式会社は、IPマルチキャスト通信において、自律的な通信品質の管理を可能とする高品位なインターネット放送システムを、開発した。今回の開発により、従来のテレビ放送を超える高品位な画像をインターネットで大規模配信する次世代インターネット放送を実現することができる。

 1対多通信であるマルチキャスト通信は、インターネット上のコンテンツ配信を大規模化することができる。しかし、受信状況の収集や収集したトラフィック情報に基づく通信品質の管理など、高品位な通信サービスを提供する上で重要な機能について、潜在的に膨大な数が予想される視聴者数の影響から、効率的に実現することが難しいという問題があった。今回NECでは、IPマルチキャストの配信ツリーにおいて送信者/受信者の近傍にプロキシを設置し、送信側プロキシでデータパケットに通信状態を管理するためのヒント情報を埋め込み、受信側プロキシでモニタリングする方式を開発した。プロキシの処理は、サーバー/クライアントの処理に対して透過的なため、既存のシステムに影響を与えず、低コストでオープンな付加価値環境を提供することができる。

 また、受信側プロキシが一定時間毎にトラフィック情報を通信管理サーバーへ報告することにより、リアルタイムなトラフィック管理を実現している。通信管理サーバーを階層的に配置し、収集した情報を階層関係に沿って集約することにより、状態管理のリアルタイム性を確保しながら、IPマルチキャストに適したスケーラビリティを達成することもできる。さらに、各マルチキャスト受信プロキシより収集したトラフィック情報を、階層的に配置した通信管理サーバーで集計し、その結果に応じて配信ツリー上の必要な転送ノード(ルーター/スイッチなど)に優先度の設定などのフィードバックを掛ける技術も開発された。これにより、トラフィックの配信状態に対して恒常性を維持する自律的なIPマルチキャスト通信技術を実現し、テレビ放送の品質(4Mbps)を超える高品位なインターネット放送サービスが実現可能となる。なお、今回のシステムにおけるユーザー認証部分については、インターネットの標準化団体“IETF”で現在検討が進められている“MLDA”プロトコルを利用している。


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