新技術●NEC、安定動作/高性能な携帯機器のための並列プロセッサ技術を開発

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新技術●NEC、安定動作/高性能な携帯機器のための並列プロセッサ技術を開発


掲載日:2005/02/14


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 日本電気株式会社とNECエレクトロニクス株式会社は、携帯電話/情報家電端末などのユビキタス端末で、さまざまなソフトウエアを低電力で実行し、PCクラスの高機能を実現するとともに、ソフトウエアの不具合などで誤動作/機能停止しない安定した動作を実現する並列プロセッサ技術を、開発した。

 今回開発されたのは、プロセッサの高性能化と低消費電力化を両立するために、1つのプロセッサ内に複数のCPUを配置したマルチコアプロセッサを、さまざまなユビキタス端末に搭載する上で重要となる基盤技術。仮想化ソフトウエア技術により、アプリケーションソフトウエアを改造せずに、既存のシステムを複数CPU上に移植することができる。これにより、CPUの数を意識せずにソフトウエアを構築できるため、単一CPUで構成されるローエンド端末から、複数CPUを持つフラッグシップ端末までの機種展開が容易となる。端末基本機能を特定のCPUに構築し、別のCPUに付加機能を構築することにより、複数機能間にまたがる性能干渉が低減される。これにより、同一端末プラットフォームをベースとした付加価値端末の品種展開が容易となる。音声認識のように、処理量の大きな単一アプリケーションに対しても、マルチタスク化により複数のCPUに処理を分散し、高性能動作を実現することができる。

 また、従来の並列プロセッサでは、複数のCPUがデータアクセスを行なった場合に、プロセッサ内部の特定の経路にデータが集中し、性能を発揮できない問題(輻輳)があった。今回、プロセッサ内部のデータの経路を最適化する“4重バスインターフェース回路”の開発により、複数CPUからのアクセスによる輻輳を抑えるバスアーキテクチャを実現した。同回路は、現在想定されている携帯電話向けデジタルテレビ放送サービスの10倍流量の高負荷下でも、輻輳劣化しないことが実証されている。さらに、端末の基本機能/付加機能と分離して、インターネットなどの外部環境から取得したアプリケーションを特定のCPUでのみ実行することで、アプリケーションの不具合などに対して堅牢な端末を構築することも可能となる。


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