●沖電気、太陽電池による“ZigBee”センサーネットワークの実証実験を開始

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●沖電気、太陽電池による“ZigBee”センサーネットワークの実証実験を開始


掲載日:2005/01/25


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 沖電気工業株式会社は、神戸市において、次世代の近距離無線ネットワーク技術“ZigBee”と太陽電池を使ったユビキタスセンサーネットワークを構築し、自律的移動支援サービス実現に向けた実証実験を開始すると、発表した。今回の実験は、国土交通省が主催する“自律的移動支援プロジェクト”のプレ実証実験の一環として行なわれるもので、神戸市三宮の市街地で、1月24日から28日までの5日間に渡り実施される。

 “ZigBee”は、ユビキタスセンサーネットワークを実現する無線方式で、2004年12月に標準規格が制定された。無線LANやBluetoothと比較して省電力で、セッション確立時間が短いという優位性がある。省電力の特徴により、街角で情報を発信するビーコンや人の位置を測定する座標基準となる固定ノードを、太陽電池で動作させることができるため、無配線で自由に設置することが可能となる。

 今回の実験では、同社が開発した「実証実験用ZigBee無線ノード」を固定ノードと移動ノードに利用して、“ZigBee”の電波伝搬特性に加え、太陽電池による省電力の検証や、移動ノードの位置推定なども行なう。また移動ノードとして、YRPユビキタス・ネットワーキング研究所で開発を進めている「ユビキタスコミュニケータ」やノートPCと接続してデータ測定も行なう。

 同実験の場所は、屋外の交差点や閉域である地下街など、通常の実験環境と異なる空間でのデータ測定が可能なほか、人が多く移動する場合や、車が往来する際の影響も検証することができる。屋外では、5本の街灯に太陽電池とビーコン用の固定ノードを設置し、歩道や交差点上の移動ノードでデータ測定を行なう。地下街では、天井に15台の固定ノードを設置して、移動ノードによるデータ測定を行なう。

 今後同社では、今回の実験結果を元に“ZigBee”の特性を検証するほか、“ZigBee”を利用した自律的移動支援サービスを実現するユビキタスセンサーネットワーク構築の検討を進めていく。


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