株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリは、Webサイトのコンテンツ管理に関わるプロセスを省力化するコンテンツ管理製品「WebコアEnterprise」のASPサービスを、11月11日より提供する。価格は、運用管理サービスが月額20万円、初期導入運用管理サービスが200万円からとなっている。

　「WebコアEnterprise」は、企業Webサイトの効率的なコンテンツ管理および運用のための製品。今回、システム環境整備のコストの増加や、コンテンツ管理システム運用の人員不足などの課題を抱えているユーザーに向けて、同製品の全ての機能のASPサービスを開始する。

　同ASPサービスは、「WebコアEnterprise」の全機能が使用できるため、コンテンツの作成／登録から組織内での承認、Webサイトでの公開まで、コンテンツ管理に関わるプロセスを一元管理し、Webサイトの運用管理を簡易化することが可能となる。HTMLなどの専門知識が不要で、画面レイアウトに情報を入力するだけのWebページ作成機能と、公開サーバーへのコンテンツ配信の自動化機能により、情報発信者自身が迅速にコンテンツを発信することができる。XMLコンテンツのサポートによる他システムとのデータ連携や、海外拠点を含めたグローバルな運用環境でのコンテンツ管理も可能となっている。

　また、富士通株式会社のセキュリティ基準に準拠した、富士通SSLのASPデータセンターを利用することができる。Webコンテンツ管理に必要なハードウエアやソフトウエアの設備は全てデータセンター側に備えてあり、ユーザーはインターネット環境とブラウザのみで容易にコンテンツ管理システムを運用することが可能となる。

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