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基礎解説開発とは?

ここで取り上げている開発とは、主にソフトウェアを中心としたITシステム開発のことを指している。従来、企業のITシステム開発といえば、納入すべきハードウェアを調達した上で開発を行うという形態が大部分を占めていたが、最近はクラウドの利用拡大にともない、そういったシーンは減少傾向にあり、システムインテグレータが保有するデータセンタなど、既に用意されているインフラ上での開発が主体になってきている。こうした状況の変化によって新たなニーズが生まれている。その1つがネイティブアプリのサーバサイド開発を短期化・低コスト化することができるBaaSである。また、開発チームと運用チームのコラボレーションのための方法論であるDevOpsにも注目が集まっている。一方、最近はPCサーバの性能が大幅に向上したことで、ハードウェアにかかるコストがかなり下がってきた結果、ソフトウェアのライセンスや保守にかかるコストが相対的に割高になってきている。そこで、ソフトウェアコストを大幅に削減できるオープンソースの導入を検討している企業が増えており、この分野でシステムインテグレーションを手掛ける事業者も目立ち始めている。

「開発 保守運用」に関する特集



 今回より政井氏と二人、リレー形式でシステム運用の問題を解説することになった。第1回は企業としての情報システムの運用問題を、担当者の苦労や工夫などを織り交ぜながら私、細川が書いていきたい。「開発は恋愛、運用は結婚」なる名言を作った運用問題の責任者がいる。「開発(恋愛)は盛り上がるが一時の行為であり、運用(結婚)は地道に永久に続く」ことを言い表しており、まさに名言である。「一般社団法人 日本情報システム・ユーザー協会(JUAS)」では、800を超える企業からの回答に基づき、多種多様な情報を提供する『企業IT動向調査』、経済産業省の後援を元に、開発・保守・運用の詳細な情報提供を可能にする『ユーザー企業ソフトウェアメトリックス調査』を毎年刊行しており、こうした特色を生かしつつ、その他随時調査の情報も含めて解説を進めていきたい。まず第1回はITの総費用と運用費用の問題である。


カテゴリ  運用系業務アウトソーシング |



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