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「成りすまし 対策」に関する特集



 警察庁によると、2009年の振り込め詐欺の被害額は年間100億円にのぼるペースだという。2007年の251億円、2008年の275億円の被害額から比較すると、その額は減少傾向にあるものの、依然大きな社会問題となっている。数年前から、その詐欺の手法、被害にあわないための対策が広く告知され、注意が促されているが、犯罪者は手を変え、品を変え詐欺を働くため、まだその根絶にはいたっていないようである。 振り込め詐欺とは、被害者の身内に成りすまし、交通事故の示談金、借金の返済等を騙り、預金口座に現金を振り込ませる「オレオレ詐欺」をはじめとして、「架空請求詐欺」、「融資保証金詐欺」、「還付金等詐欺」の4種類に大別されるそうだ。相手の不安・期待をあおり、金銭を不当に詐取する手口は4種類すべてに共通している。 インターネット上でも、振り込め詐欺と同様の犯罪が数多く確認されている。 FAKEAV(フェイクエーブイ)という不正プログラムをご存知だろうか、文字通りFAKE(偽の)AV(Anti Virus:アンチウイルス)である。FAKEAVとは、自身にまともなウイルス検索・駆除機能を持っていないにも関わらず、ユーザのコンピュータ上でウイルスが検出されたとの警告を出し、正規版の購入にかこつけて、ユーザから金銭に代わる情報(クレジットカード情報等)を盗み出す不正プログラムの総称である。一般的に「偽セキュリティソフト」といった呼ばれ方をする場合もある。 第1回目で紹介した2009年11月の不正プログラム感染被害報告数で「TROJ_FAKEAV」が10位になっているように、最近目立って、感染被害報告が寄せられている。 ここで、FAKEAVの一般的な手口を紹介したい。


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 労働環境や経済情勢が変化する昨今、ワークスタイルの変革を掲げる企業が増えてきています。リモートアクセスやWeb会議によって外出先からでも業務が遂行できることから、在宅勤務やモバイルワークなどの多様な働き方がITを駆使して実現され始めています。利便性や生産性が向上することは企業にとって非常に良いことですが、一方で気になるのはセキュリティ対策でしょう。 2013年の初夏以降、インターネットサービス業界に激震が起きていることをご存知でしょうか。これまでにない規模のユーザIDとパスワード情報の窃取が行われ、その漏洩情報をもとに行われたと疑われる不正アクセス事件が頻発しているのです。 例えば2013年5月、Yahoo!JAPANは約2200万件の「Yahoo! ID」と、約148万6000件のパスワード、同件数の「秘密の質問と答」が外部に流出した可能性があることを発表しました。外部の攻撃者が悪意をもって情報を窃取したものと推定され、漏洩アカウントを利用した成りすましによる不正アクセスを防ぐため、対象IDのパスワードは強制リセットされました。 また米Adobe社は2013年10月に290万人分のユーザID、暗号化されたパスワード、氏名、暗号化されたクレジット/デビットカード番号、有効期限、購入履歴などが外部からの攻撃で盗み出されたことを発表しました。後に影響を受けるアカウントは3800万人分にのぼることがわかっています。こちらも対象IDのパスワードリセットや他の同社サービスのパスワード変更をユーザに求める事態になりました。そのほかにも多くのインターネットサービス業者の情報漏洩事件が報道されています。


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