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「妥当な」に関する特集



「我社の運用コストは他社と比較して妥当なのか?」企業のICT部門責任者が長年悩んできた課題である。そもそも運用コストの妥当性を評価する時、どこに“よりどころ”を求めればよいか。経営者からは「ITは金食い虫」と揶揄され、ユーザからは「動いて当たり前」と歯牙にも掛けられない。 ICT運用業務の地味な努力が適切に認められる日を、待ち望む関係者が如何に多いことだろうか。 今回は、この課題に取り組んだ“JUAS 2012年ITサービスマネジメント研究会”の成果を紹介しよう。まだ途上ではあるが企業システムの運用規模をポイントで表現し、そのポイントと年間の運用コストの相関係数が0.8を超えた事が確認できた。 この方式の正当性が証明されれば、自社のICT運用コストは他社と比較して、「どんなポジションにあるか」客観的に判断することができる。今後は更に調査対象を広げ、より多くのデータを集め、精緻な相関を求めようとしている。


カテゴリ  システムコンサルティング |




 前回は、経営層への説得シナリオとして3点を挙げた。今回はその中の1つである「IT中長期計画との整合性」についてお話をしたい。 IT中長期計画(以下、中計)との“整合性”と表現すると、いささか大げさな表現になっている感も否めない。普段のお客様との会話で聞こえる言葉は、“整合性”というよりは“足枷にならない為に”と言う方が妥当な表現かもしれない。いずれにせよ中計を達成するために、IAMというインフラは、標準化されたプロセス・運用を確実に実行するために必要となる“あるべき姿”のインフラであると主張する傾向が加速していると感じている。 当然ながら、各企業の中計は異なるので、下記に示す例が全て当てはまるわけではないが、多くの企業で少なからずマッチしそうな“中計のキーワード”をご紹介させていただく。


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