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 2016年から引き続き、サイバー犯罪が猛威を振るっています。2016年11月末には米サンフランシスコ市交通局(SFMTA)の端末900台程がランサムウェアに感染、安全措置のために地下鉄の切符券売機を2日間停止しました。この間、電車は無料で利用できるようにしたそうです。止めることのできない交通インフラではありますが、2日間もの期間となると収益への影響は小さくなかったでしょう。・ランサムウェア攻撃の被害状況を報告するSFMTAのブログ記事(2016年11月) https://www.sfmta.com/about-sfmta/blog/update-sfmta-ransomware-attack さらに2016年12月には「Popcorn time」と呼ばれる新しいランサムウェアが話題になりました。日々、たくさんのマルウェアが誕生する中で、特にこのランサムウェアが注目されている理由は、従来の「自分がお金を払って暗号化を解除する」、方法の他に「感染者が2人にランサムウェアを紹介して感染させ、その2人が身代金を払えば無料で解除コードがもらえる」という“不幸の手紙”のようなアプローチだからです。 そして2017年1月には「米国大統領選でのサイバー攻撃」に米国の国家情報長官が言及するなど、毎月のように新たな事件が報道されています。 このように日々新しい脅威が誕生している現状に対して、本連載第1回では「攻撃者の視点」からサイバー犯罪市場や日本が寝割られる理由などを整理しました。今回は、上に挙げたような、最新の脅威に対してどのような対策が必要とされているのかを整理していきます。


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