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「紛失 原因」に関する特集



 JNSAセキュリティ被害調査ワーキンググループは、過去数年にわたり、一般に公開された個人情報漏洩インシデントの情報を集計、分析し、その傾向や原因を示してきた。しかし一般に公開された情報では、情報漏洩のリスクを定量化するための偏りのない情報を得ることができない。そこで、会社員や公務員、自営業などの就業者を対象としたアンケート調査を実施し、インシデントの発生確率等の分析を行った。その分析や考察にもとづいて作成した4つのトピック「おっちょこちょいを探せ!」、「パソコン紛失のリスクは社内にあり!?」、「社員が紛失や誤送信する確率」、「紛失リスクを金額に換算してみよう」を4回に渡って紹介する。


カテゴリ  その他エンドポイントセキュリティ関連 |




 情報漏洩事件は、日常的に我々の耳に飛び込んでくる、身近な事件となっている。例えば、カード会員情報の販売・流出や、学生の成績やレポートデータを保存したUSBメモリの紛失による情報流出、従業員情報の入ったPCの盗難など、様々なメディアで情報漏洩事件が報じられているので、ご存知の読者の方も多いだろう。まさかこんな有名な大企業が…こんなことを…と驚きを隠せない事象も記憶に新しいのではないだろうか。当原稿を書いているまさに本日1日だけでもUSBメモリ紛失による学生情報の流出や大手SNSサイトでの会員情報流出といったニュースがリアルタイムで報告されている。このような情報漏洩はなぜなくならないのだろうか?これから4週に渡り、情報漏洩事件がおきる背景と、企業において情報漏洩を防ぐための効果的な対策について紹介したい。


カテゴリ  DLP |




 2011年4月27日、情報セキュリティに関わるものにとって、衝撃的なニュースが走った。米国のソニーコンピュータエンターテインメント(SCE)が、外部からの不正攻撃により同社が運営するプレイステーションネットワーク(以下PSN)に登録された会員の個人情報、約7700万人分の情報が漏洩したと発表したのだ。 個人情報の流出・紛失という事件は小規模なもの、例えば個人情報の入ったPCを紛失したというようなものであれば、残念なことではあるが、年間ベースでは相当の数が発生している。ところが、7700万件という漏洩件数になると桁が違う。1件の事件でいえば過去最大級だろう。そして、それに追い打ちをかけるように米国ソニーオンラインエンターテインメント社からも外部からの不正攻撃により2400万件余りの個人情報が漏洩したことを発表、さらに、各国のソニー関連会社のサイトが攻撃を受け、被害が発生している。 さて、この事件の経緯や発生した原因、今後とるべき対応といったものについては、すでにいろいろと書かれているので、そちらを参照してもらうとして、ここでは、「ID管理」という切り口から、この事件を2回に渡り考察してみる。外部からの攻撃による情報漏洩事件とID管理、パッと見とあまり関係がなさそうに思える(実際私もそう思った)が、実は今回の7700万件の個人情報漏洩事件においては非常に深い関係がある。


カテゴリ  ID管理 |



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