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» 2018年10月10日 10時00分 公開

中小企業の働き方改革 助成金制度活用術(2):助成金の受け取り手続きはどうやるのか? (1/2)

Office 365を使った働き方改革を検討しているなら「テレワーク助成金」制度が役に立つ。1人当り最大20万円の助成が見込めるので、上位ライセンスでも少ない負担で試せるだろう。まずは手続きをチェックしよう。

[宮川麻里,キーマンズネット]

 前回は働き方改革の推進に役立つ「Office 365」のようなクラウドサービスの活用に利用できる厚生労働省管轄の「時間外労働など改善助成金(テレワークコース)」制度*について紹介しました。今回は具体的な申請手続きから交付までの流れと、各段階の手順について紹介します。

申請から助成金が支給されるまでの流れ

 申請手続きから助成金交付までは図1のような流れとなります。今回はこの手順を順を追ってみていきます。それぞれの手続きで、事前に準備しておきたい書類や「記録」がありますので合わせてチェックしておいてください。

申請手続きから助成金交付までの流れ 申請手続きから助成金交付までの流れ

書類の準備:必要なのは7つ+3つの書類

 まず厚生労働省から指定されている申請書類を入手しましょう。全て前述の厚生労働省のWebページからダウンロードできます。書類は全部で7種類あります。

申請書類は7つ

  1. 時間外労働など改善助成金交付申請書
  2. 時間外労働など改善助成金事業実施計画
  3. 対象労働者同意書
  4. 利用予定サテライトオフィス一覧
  5. 時間外労働など改善助成金事業実施状況報告書
  6. 時間外労働など改善助成金支給申請書
  7. 時間外労働など改善助成金事業実施結果報告書

 この他、以下の書類も必要です。

確認時に提出が必要な書類は3つ

  • (a)事業主住所、代表者職・氏名などを確認できる書類
  • (b)「労働者災害補償保険の適用事業主」であることが確認できる書類
  • (c)「中小企業事業主」であることを確認するための書類

コラム:本年度の締め切りはいつ?

 本年度の申請締め切りは2018年12月3日です。ただしこの期日は、書類提出日ではなく「受領完了日」であることに注意しましょう。記載不備などで手戻りする可能性や、支給対象事業主数は国の予算額に制約されるため、12月3日以前に受付を締め切る場合もあります。余裕をもった提出を心掛けた方が良いでしょう。

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