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» 2018年10月04日 10時00分 公開

IT担当者300人に聞きました:ID管理システムの導入状況(2018年)/前編 (1/2)

キーマンズネット会員201人を対象にアンケート調査を実施したところ、業務で利用するIDの数やID管理システムの導入状況、導入目的などが明らかになった。

[キーマンズネット]

 キーマンズネットは2018年8月17日〜9月20日にわたり、「ID管理システムの導入状況に関する調査」を実施した。全回答者数201人のうち情報システム部門が44.8%、製造・生産部門が11.9%、営業・販売・営業企画部門が14.0%、経営者・経営企画部門が6.5%などと続く内訳であった。

 今回は「業務で利用するID数」やID管理システムの「導入状況」「導入目的」「導入しない理由」など、ID管理システムの導入状況を把握するための質問を展開。その結果、4年前の調査と比較して1人当たりの業務で利用するID数が増加傾向にあることや、それに伴いID管理システムの導入率が増加していることなどが明らかになった。なお、グラフ内で使用している合計値と合計欄の値が丸め誤差により一致しない場合があるので、事前にご了承いただきたい。

業務で使用するID数が「16個以上」のユーザーも……ID数は4年前から増加傾向に

 企業の成長とIT投資は切っても切り離せない要件となった現代において、社内外のシステムやサービスなど含め従業員1人当たりが利用するID数は増加の一途をたどっている。それを検証するために今回の調査ではまず「業務上利用しているIDの数」を聞いたところ「5〜6個」が27.9%、「7〜10個」が21.9%と上位2項目で半数近くの49.8%となり、業務では常時5〜10個のID数を持つユーザーが平均的であることが分かった。加えて「16個以上」というユーザーが全体の13.9%も存在していた(図1-1)。

 これを2014年に実施した調査と比較すると「2〜3個」が36.5%、「4〜5個」が32.6%と、当時は「2〜5個」がボリュームゾーンであったことが確認でき、この4年で従業員が業務で利用するID数が増加傾向にあることが分かった(図1-2)。当然のごとく利用ID数が増えるほどシステム部門で管理するID数も増え、いわゆる“幽霊ID”や“IDの使いまわし”などの情報漏えいリスクを低減するためにもID管理システムへのニーズが高まっていることが予測される。

業務上利用しているIDの数(2018年・2014年) 図1 業務上利用しているIDの数(2018年・2014年)
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