調査リポート
» 2018年08月28日 10時00分 公開

シェア情報アーカイブ:「サーバ」シェア(2018年第1四半期)

2018年第1四半期のサーバ市場は4四半期ぶりにマイナス成長に転じた。だがx86サーバは好調を維持する。需要はどこにあるのか。

[キーマンズネット]

 IDC Japanの調査によれば、2018年第1四半期(1〜3月)の国内サーバ市場規模は1274億円で、前年同期比1.9%減と4四半期ぶりにマイナス成長となった。

 x86サーバは、出荷額が同比3.2%増と5四半期連続で前年同期比プラス成長となった。メインフレームは前年同期の大型案件の反動で、同比28.2%減。その他のサーバはハイエンドモデルの大型案件などがあり、同比10.3%増だった。

 ベンダー別の市場占有率(出荷額ベース)を見ると、1位のベンダーは26.2%で、前年同期の好調の反動で全カテゴリーで同比2桁のマイナス成長となったものの、2四半期ぶりで首位に立った。2位は18.2%で、x86サーバが同比マイナス成長、メインフレームおよびその他のサーバがプラス成長。3位は17.0%で、x86サーバおよびその他のサーバが2桁のプラス成長だった。なおODM Directは出荷額が前年比17.1%増でシェア9.2%と、3位に次ぐ規模だった。

「サーバ」シェア(2018年第1四半期) (出典:IDC Japan)

 x86サーバはクラウドサービスベンダー向けの出荷が堅調で、パブリッククラウドの採用増加が背景にあるとみられる。一方、それ以外への出荷も底堅かったことから、市場ではハイブリッドクラウドの考え方が定着しつつあり、ユーザーがオンプレミスのITインフラを継続採用するケースも少なくないとみられる。

 ベンダーは、ユーザーのサーバ更新需要を確実に獲得する他、追加や新規需要創出につながる提案活動を行い、売り上げ拡大を図ることが重要だ。

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