調査リポート
» 2016年11月29日 10時00分 公開

シェア情報アーカイブ:「CRM」シェア(2016年度)

2016年度は523億円の市場規模だったCRM市場。SaaSへの注力度が高まる中、SaaS占有率1位のベンダーとは? シェア情報を紹介する。

[キーマンズネット]

 富士キメラ総研の調べによれば、2016年度の国内CRM市場規模は523億円で、そのうちパッケージ製品が125億円、SaaSが398億円と見込まれる。

 パッケージでは、基幹系システムとの連携やカスタマイズなどに対応可能な製品が多く利用されている。各社はSaaSへの注力度を高めており、市場は微増傾向で推移するものと予測される。

 SaaSでは、トップベンダーのサービスがデファクトスタンダードとして市場を席巻している。その他、中堅・中小企業を中心にCRMやSFAなど特定の機能に特化したサービスが利用されている。

 ベンダー別の市場占有率(金額ベース/見込)を見ると、パッケージ1位は24.8%で、同社のERPユーザーを中心に実績を獲得しているとみられる。2位は製造や流通業向けの実績に優れ23.2%。SaaSへの注力度を高めておりパッケージはほぼ横ばいで推移している。

 SaaS1位は初期からクラウドCRMに特化したベンダーで76.1%。2位は7.5%で、DB、メール配信、Webコンポーネントなどさまざまな機能を備えたサービスを展開している。3位は5.0%で、新たに国内にサービス拠点を設置し実績を大幅に拡大した。

 2015年度はマイナンバー制度対応などの需要が発生した他、中堅・中小企業向けに導入が進み市場が拡大した。2016年度以降も、引き続き中堅・中小企業向けの新規導入拡大や公共向けの需要拡大などが予測され、堅調に市場は拡大していくものとみられる。

「CRM」シェア(2016年度) (出典:富士キメラ総研)

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