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» 2016年11月10日 10時00分 公開

IT担当者300人に聞きました:統合運用管理ツールの導入状況(2016年)/後編 (1/3)

キーマンズネット会員271人を対象にアンケート調査を実施した。統合運用管理ツール導入時に重視したポイントが明らかになった。

[キーマンズネット]

 キーマンズネットでは、2016年8月17〜31日にかけて「統合運用管理ツールの導入状況」に関するアンケートを実施した(有効回答数271件)。

 回答者の顔ぶれは、一般部門で主にユーザーとして利用する立場が39.9%、一般部門で製品選定を検討し、かつユーザーとして利用する立場が14.4%、情報システム部門で主に導入・検討や運用に関わる立場が29.9%、顧客に販売するベンダー・SIerとしての立場が15.9%という構成比。

 従業員規模別では、1001人以上の大企業が42.8%、101〜1000人の中堅企業が37.6%、100人以下の中・小企業が19.6%という構成比。また業種別では、IT製品関連業が41.0%、IT関連外の製造業が26.2%、流通・サービス業全般が20.3%、その他が12.5%という構成比となっている。

 前編では主に、「運用管理の悩みと解決策」や「導入状況・時期」「導入のきっかけ」をレポート。運用管理上の悩みのトップは人手不足であるが、人材に関しては質的な悩みを上げる回答者が増加していること、約半数は悩みの解決策が分からない・見つかっていないことや、ツール導入の目的としては、一元化と運用管理費削減が減少し、自動化とセキュリティが増加していることなどが明らかになった。

 今回の後編では、統合運用管理ツールの導入時に「必要とした機能」や「重視したポイント」「ツールを導入しない理由」を明らかにしていく。なお、グラフ内で使用している合計値と合計欄の値が丸め誤差により一致しない場合があることをあらかじめご了承いただきたい。

「セキュリティ管理」を求める声が増加、「ジョブ・スケジュール管理」は大幅減少

 まず、統合運用管理ツールを導入済みと導入予定としたそれぞれの回答者に、必要とした(とする)機能を聞いた。

 導入済みは「ジョブ管理・スケジュール管理(53.7%)」「セキュリティ管理(50.7%)」「資産管理・ライセンス管理(49.3%)」「パフォーマンス管理(47.8%)」の順(図1-1)、導入予定では「セキュリティ管理(54.3%)」「資産管理・ライセンス管理(48.1%)」「パフォーマンス管理(45.7%)」「ジョブ管理・スケジュール管理(43.2%)」の順となった(図1-2)。

 導入済みと導入予定とを比較すると、導入予定では、導入済みよりも「セキュリティ管理」がやや多く(3.6ポイント増)、「ジョブ管理・スケジュール管理」が少なかった(10.5ポイント減)。また、「インシデント・問題管理」についても、やや多く(5.9ポイント増)、セキュリティに対して重視する傾向が高まっていることが分かった。

「統合運用管理ツール」導入時に必要とした機能(導入済み)・必要とする機能(導入予定) 図1 「統合運用管理ツール」導入時に必要とした機能(導入済み)・必要とする機能(導入予定)
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