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外部ツールとの連係で広がるオンラインストレージそこが知りたい!オンラインストレージ

オンラインストレージサービスは、単独で利用しても十分なメリットが得られる。だが、他ツールと連係させることでさらなる業務効率化が期待できる。

» 2016年10月25日 10時00分 公開
[キーマンズネット]

 オンラインストレージサービスは、単独で利用しても十分なメリットが得られます。でも、他ツールと連係させることでさらなる業務効率化が期待できます。例えば、CRM、プロジェクト管理、コミュニケーションツールなどが代表的な外部連係ツールです。今回は、合わせて導入すると便利な外部連係ツールを分野別に紹介します。

 ただし、オンラインストレージサービスによって、対応するツールや製品は異なります。実際に連係ソリューションを選択する際は、自社で導入するオンラインストレージサービスが対応しているかどうかを必ず確認してください。

CRMやSFAと連係して、顧客資料をスムーズに共有

 CRM(顧客関係管理)ツールやSFA(営業支援)は、オンラインストレージサービスと相性のよい連係先といえるでしょう。営業活動を続ける中で、さまざな資料が増えていきます。例えば、オンラインストレージを保存先として同期することで、チームメンバーとの資料の共有が可能になります。

 また、検索機能などを活用することで、担当者が不在であっても必要なデータにアクセスできるようになるでしょう。映像資料などの大容量ファイルであっても顧客情報とひも付けて保管できます。

メモや書類をスキャンして一元保存

 手書きのメモや紙の書類のファイリングでもオンラインストレージの出番があります。スキャナーソフトと連係して、読み取ったデータを直接オンラインストレージに保存したり、スマホのカメラアプリで撮影してOCR処理したものをアップロードしたりといった使い方が可能です。こうして保存した文書は検索が簡単に行える上に、オンライン経由で閲覧や共有できます。

 また、電子署名サービスと連係することで、オンラインストレージ内の文書にあらゆる端末からアクセスし、署名することが可能です。共有ファイルの文書に署名されているかどうかの確認も行えます。

プロジェクト管理との連係でプロジェクト進行が円滑に

 チームのタスクやプロジェクトの進捗状況を管理できるプロジェクト管理ツールとも連係可能です。ツール内のタスクやプロジェクトにオンラインストレージ内のファイルやフォルダを直接添付できるので、全ての情報を一元管理できます。また、これらの情報にはいつでもどこからでもアクセスできます。

社内SNSやチャットツールとの連係でコミュニケーションが活性化

 社内SNSやチャットツールと連係させると、SNSやチャット上にアップロードされたファイルを直接オンラインストレージに保存できるようになります。また、オンラインストレージに保存しているファイルを共有しつつ、チャットでしながら共同作業ができるようになるでしょう。

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