調査リポート
» 2016年07月05日 10時00分 公開

シェア情報アーカイブ:「IP-VPNサービス」シェア(2015年度)

2015年は、92万5500回線、1852億円だったIP-VPNサービス市場。21.9%の占有率を獲得した1位ベンダーとは? シェア情報を紹介する。

[キーマンズネット]

 富士キメラ総研の調べによれば、2015年の国内IP-VPNサービスの市場規模は、92万5500回線、1852億円で、スタンダード型(ギャランティー型):エントリー型(ベストエフォート型)の構成比をみると、金額では59.4%:40.6%、回線数では22.1%:77.9%と見込まれる。

 金額ベースでは、スタンダード型は減少傾向ながら、クラウド利用などを起点として新規ユーザーの獲得に成功し減少幅が緩やかになるとみられている。エントリー型は拡大する傾向が続いているもののスタンダード型の減少分を埋めるまでには至らず、全体として微減で推移すると見込まれる。

 ベンダー別の市場占有率を見ると、数量ベースでは、1位のベンダーは21.9%、2位が21.4%、3位は19.8%、金額ベースでは、1位が38.3%、2位が25.4%、3位が8.6%と見込まれる。

 いずれも首位は同一ベンダーで、市場成熟化による競争激化により金額ベースでの販売は減少すると見込まれている。金額2位のベンダーは、エントリー型を中心に自営インターネットVPNなどのリプレース需要を獲得し、販売が好調である。数量3位のベンダーは、コスト/セキュリティを訴求点として新規獲得に成功しており、数量・金額ともに拡大傾向が続くと見込まれる。

 今後は、大企業の拠点間ネットワーク需要に加え、中小企業のような単一拠点企業におけるクラウド利用時のアクセスネットワーク需要の獲得が市場拡大につながると考えられる。

「IP-VPNサービス」シェア(2015年度) (出典:富士キメラ総研)

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