「携帯電話」シェア（2013年第4四半期）：シェア情報アーカイブ

　IDC Japanの調べによれば、2013年第4四半期（10〜12月）の国内携帯電話出荷台数は、前年同期比11.6％増の1265万台となり、4四半期ぶりに1000万台超となった。プラス成長の主要因として、国内最大の通信事業者がiPhone端末を発売したことで、iOSスマートフォンの出荷台数が拡大したことが挙げられている。

　同四半期のベンダー別の市場占有率（出荷台数ベース）は、1位が40.9％と5四半期連続で首位の座を維持している。上位トップ3では、2位が13.9％と前四半期から順位を1つ上げ、3位も11.9％と順位を2つ上げた。4位は9.1％で、5位は8.1％であった。

　2013年通年の携帯電話出荷台数は、前年比1.9％減の3963万台となった。ベンダー別の市場占有率（出荷台数ベース）では、1位が35.2％で2年連続年間第1位を獲得。2位は14.4％、3位は12.1％、4位は9.3％、5位は8.2％であった。

　今後の見通しに関しては2014年第1四半期（1〜3月）は、Android搭載のスマートフォン販売の苦戦が在庫問題へと発展し、携帯電話市場全体が、前年同期比でマイナス成長に転ずる可能性が高いとみられる。

（出典：IDC Japan）

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