調査リポート
» 2013年01月29日 10時00分 公開

シェア情報アーカイブ:「WAF(ゲートウェイ型)」シェア(2012年度)

Webアプリケーションへの攻撃が情報漏えいに発展したことを契機に上がったWAF市場。シェア情報を紹介する。

[キーマンズネット]

 富士キメラ総研の調べによれば、2012年度のゲートウェイ型Webアプリケーションファイアウォール(WAF)市場規模は22億5000万円の見込みだ。

 WAF市場は、2000年代後半からWebアプリケーションへの攻撃が拡大し、情報漏えい事件へ発展したことを契機に立ち上がった。大手企業やWebサイト運営事業者を中心に順調に拡大したが、依然としてWAFの認知度は低く、ニッチな市場とみられる。

 2012年度の市場占有率(金額ベース)を見ると、1位のベンダーは37.8%でスループット当たりの価格訴求力が高く、大手企業を中心に導入が進む。今後も大手通信業やモバイル系企業への大規模案件によって引き続き成長するとみられる。

 2位のベンダーは23.1%、3位のベンダーは10.7%だった。後者は低価格な製品を展開し、数量ベースでは1位となった。チューニングが簡単で短期間で導入できることから、ローエンドやミドルレンジ製品を中心に販売が増加した。

 2008年から2010年の急成長時期に比べると市場成長率は鈍化したが、2012年度以降も大手企業を中心に導入率は高まるものとみられる。参入企業によるWebアプリケーションに対するセキュリティの重要性の啓発活動に加え、製品提供形態やラインアップの拡充、低価格化を一層進めることで、他のセキュリティ製品に比べても高い成長をするだろう。

「WAF(ゲートウェイ型)」シェア(2012年度) (出典:富士キメラ総研)

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