調査リポート
» 2012年06月05日 10時00分 公開

シェア情報アーカイブ:「仮想デスクトップ」シェア(2011年度)

2011年度92億円規模に達する仮想デスクトップ市場。サーバ仮想化に続き同仮想化を検討するユーザーが増加する。シェア情報を紹介する。

[キーマンズネット]

 ミック経済研究所の調べによれば、仮想デスクトップ型シンクライアント基盤市場は、2011年度の出荷金額が前年対比37.0%増の92億9000万円と見込まれる。

 仮想化を利用してサーバの統合を行ったユーザーが、その仮想化の成功体験を踏まえてデスクトップ環境の集約化も検討するケースが多い。また、サーバ統合を検討中のユーザーでは、デスクトップ環境も同じタイミングで集約化を検討するケースが多く、サーバ統合や仮想化が浸透するにつれて、仮想デスクトップもさらに浸透すると予想される。

 2011年度の市場占有率(金額ベース)を見ると、2008年に「XenDesktop」を市場に投入し、デスクトップ仮想化を推進してきたシトリックス・システムズ・ジャパンが42.2%を獲得し1位になると見込まれる。

 現在はSBC型の「XenApp」の機能を、上位ライセンスである「XenDesktop Enterprise Edition」以上で統合して、「XenApp」の既存ユーザーを「XenDesktop」に切り替える施策を打つ。同様に、ネットワークブート型の「Provisioning Server for Desktops」の機能も「XenDesktop Enterprise Edition」以上で統合しており、さらに売り上げ拡大が期待される。

 2番手には、サーバ仮想化製品をいち早く提供し、仮想デスクトップの基盤としても豊富な利用実績を誇るヴイエムウェアが34.8%で続く。

「仮想デスクトップ」シェア(2011年度) (出典:ミック経済研究所)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.