調査リポート
» 2010年03月23日 10時00分 公開

シェア情報アーカイブ:「PC」シェア(2009年度)

2009年の出荷台数が1343万台であったクライアントPC。Windows 7発売の影響とは? 同製品の市場占有率とともに紹介する。

[キーマンズネット]

 IDC Japanの調べによれば、2009年のクライアントPC市場は、出荷台数が前年対比5.7%減の1343万台となった。家庭市場ではミニノートブック(低価格PC)の出荷がけん引して前年対比5.2%増の669万台でプラス成長を維持したが、ビジネス市場は金融危機の影響を受けて674万台で14.5%減のマイナス成長となった。

 また、2009年第4四半期(10月から12月)の出荷台数は、前年同期比5.4%増の351万台となった。家庭市場がWindows 7の発売により、出荷台数184万台で前年同期比7.5%のプラスに転じた他、ビジネス市場は出荷が低調ながら、教育ニューディールの特需により3.2%増の167万台と、5四半期続いたマイナス成長から脱している。

 家庭およびビジネス市場を合わせた2009年の市場占有率を見ると、NECが18.2%で1位となり、2位は富士通が17.8%、3位にはデルが12.0%で続いている。これら上位3社は2008年から出荷台数を落としたが、4位の東芝と5位のHPは出荷台数を伸ばしている。

 また、ミニノートブックの火付け役となったエイサーは出荷台数を大幅に増やし2008年の8位から7位へ浮上したが、10位のアスースは前年対比18.0%減と、2009年に入り出荷台数で明暗が分かれた結果となった。

 2010年は、これまで経費節減のためPCの買い替えを控えていた企業がリプレースを始める兆しが見えている。同年前半には中小企業を対象とし、後半から大企業向け大型案件の出荷が始まるとみられている。

「国内PC」シェア(2009年度) (出典:IDC Japan)

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