早ければ来年度から?! IPv6とIPv4の混在問題がスタート
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「IPv4の枯渇により、いずれはIPv6に移行するけれども、まだまだ先のこと…」という意識を持っている読者も多いだろうか。しかし、早ければ来年度にもIPv4は枯渇するという予測も、少なからず耳に入り始めているはずだ。
とは言っても、既存のIPv4資産を一気にIPv6資産にリプレイスする…というのは、この景気動向下では現実的ではない。活用できる資産は極力活かし、段階的に移行していくのが一般的だろう。
その結果、すべての資産が完全にIPv6となるには、10年とも20年とも言われる長い移行期間が必要となるわけだ。つまり「IPv4の枯渇」は、言い換えれば長期間続くことが予想される「IPv6とIPv4の混在期間を、どうすべきか」という問題に他ならない。
では、具体的には、どのように2つのパケットを共存させればよいのだろうか?
混在時の課題 |
既存資産は活用したい!デュアルスタックは大掛かりすぎて大変 |
多くの企業では、既存のIPv4資産を目一杯活用しながら、段階的にIPv6へと移行していくというのが現実的なはずだ。そのため、下図のような3つの移行段階に、どのような対処をしていくのかを早急に選択しなければならない。
その具体的な方法としては「デュアルスタック」を真っ先に思い浮かべる読者も多いだろう。
デュアルスタックはルータやサーバなどが、IPv4とIPv6のアドレスをそれぞれ持って両プロトコルを混在させることができるが、同じプロトコルスタックを持つ機器同士しか通信できない。またコスト高というデメリットもある。
そのため、段階的にIPv6へと移行する手段としては、デュアルスタックは現実的でないという企業が多いのが実情だ。
カンタン |
プラグインするだけでIPv4とIPv6の双方向通信が可能に |
「もっと手軽に混在問題を解決したい!」というニーズに対して有効なのが、ディーリンクのIPv6/IPv4トランスレータだ。
IPv6とIPv4のパケットを相互に変換し、IPv6ネットワークとIPv4ネットワークをシームレスに相互接続できるため、サーバ、ルータ、クライアントPCなどの資産は、それぞれのリプレイス時期にあわせて移行していくことができるのだ。
ディーリンクのIPv6/IPv4トランスレータの特長としては、まず導入の容易さが挙げられる。ネットワークにプラグインするだけでIPv4とIPv6の双方向通信が可能になるので、個々の資産がIPv4なのかIPv6なのかを意識せずにネットワークを構成できる。
個々の既存資産がリプレイス時期を迎えた段階で、それぞれをIPv6対応機器に置き換えればよいため、長期にわたるIPv6への移行をスムーズに行うことができるというわけだ。
低コスト導入 |
99万8000円(税別)からの「現実的な導入価格」 |
ディーリンクのIPv6/IPv4トランスレータは、導入が現実的な価格帯であることも大きな特長だ。
DFL-1660/ITは99万8000円(税別)から、ハイエンド機であるDFL-2560/ITでも248万円(税別)からという価格は、デュアルスタックの導入コストに頭を悩ませている企業にとって、大きな魅力のはずだ。
拡張性 |
最大10台まで段階的な拡張が可能 |
ディーリンクのIPv6/IPv4トランスレータは、IPv6ネットワークの段階的な拡張にあわせて最大10台まで追加していくことができる。また、1台のトランスレータが他のトランスレータ(最大10台)を管理する構成にも対応。変換負荷の分散が可能になる。
更に高機能も |
ハイエンド機は同時50万セッションや、信頼性を考慮した二重化も |
2010年5月に販売開始されたハイエンド機 DFL-2560/ITは「最大で同時50万セッション」という規模でも活用できる。また、安定した通信を実現するために、二重化機能による信頼性も確保されている。
更に詳しい機能やスペックは、PDF資料をダウンロード
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ディーリンクのIPv6/IPv4トランスレータについての詳細は、当ページで各種PDF資料をダウンロードできる。
(1) DFL-2560/ITデータシート
ハイエンド機であるDFL-2560/ITの製品概要、特長、詳細なスペックなどを、簡潔にまとめたデータシート。
(2)コマンドリファレンス
具体的なコマンドが記載されているため、具体的な運用・管理をイメージできるリファレンス。
(3)DFL-1660/IT_DFL-2560/IT 製品紹介
IPv6とIPv4を混在させるための3つの技術(トランスレータ、デュアルスタック、トンネリング)の特長の紹介や、トランスレータの製品説明。DFL-2560/ITの二重化についての詳細も。
IPv6/IPv4トランスレータのデモも体験できるセミナー開催!
ディーリンク社では、IPv6/IPv4トランスレータのデモなどを含めたセミナーを随時開催している。
早ければ、来年度から始まる「IPv6とIPv4の混在問題」の解決のためには、すぐにでも具体的な対策を立てることが重要なのは言うまでもない。そのためにも、まずはセミナーに参加して、今回紹介したIPv6/IPv4トランスレータの具体的な実力をチェックしてみてはいかがだろうか。
セミナーの日時、開催場所、内容などの詳細情報は、アンケートの設問(2)への回答により入手できる。それ以外にも、デモの希望や詳細資料・導入事例の希望なども設問(1)で受け付けているので、「IPv6とIPv4の混在問題」解決の第一歩としてほしい。
製品名 | DFL-1660/IT、DFL-2560/IT |
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メーカー | ディーリンクジャパン |
寸法 | 440(幅)×400(奥行)×44(高さ)mm |
質量 | 6.09kg(DFL-1660/IT)、6.18kg(DFL-2560/IT) |
電源 | AC100-120V(50/60Hz) |
筐体タイプ | 1Uラックマウントに対応 |
プロセッサ | - |
メモリ容量 | - |
内蔵ドライブ | - |
機能 | ●変換方式 NAT-PT ●ALG DNS、FTP、TFTP ●変換セッション数 同時3万セッション(DFL-1660/IT) 同時50万セッション(DFL-2560/IT) ●ロードバランス機能 最大10台までのトランスレータ ●冗長化 サポート(DFL-2560/ITのみ) |
インターフェース | Giga port x 3ポート (IPv6ポートx1、 IPv4ポートx1、管理ポートx1) |
OS | - |
その他特記事項 | - |
製品サイトURL:http://www.dlink-jp.com/product/sc/CAID/7/SRID/8.html |
製品・サービスの取扱い企業
ディーリンクジャパン株式会社
住所:東京都品川区東五反田2-7-18
e-mail:dlink-info@dlink-jp.com
URL:http://www.dlink-jp.com/
掲載企業
ディーリンクジャパン株式会社
住所:東京都品川区東五反田2-7-18
e-mail:dlink-info@dlink-jp.com
URL:http://www.dlink-jp.com/