第6話:テレワークの実現に必要な3つのポイントとは

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第6話:テレワークの実現に必要な3つのポイントとは

2016/09/02

酷暑が続いておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

8月中旬に夏休みを頂き、和歌山県にある私の実家に帰省いたしました。
すっかり心身ともにリフレッシュすることができました。

和歌山は、海・山・川の自然に大変恵まれており、食べ物も大変おいしいところです!
ぜひ、何かの折に和歌山を堪能してみてください。

さて、今回で最終話となります。

今までのお話を振り返りつつ、テレワークの実現に必要な3つのポイントと題し、ワークスタイル変革に必要な要素のお話をいたします。

ツールだけじゃ、何も変わりません!

当社でテレワークを導入した際、ツール先行型で失敗したことを第3話(第3話:働き方の問題点と改革までの道のり)でお話しました。

ワークスタイル変革を実現するには、

「ワークスタイル変革=ツールの導入」

という認識では絶対に成功しません(先にもお話したように当社は失敗しました)。では、どうするべきか?

ツールはあくまでも業務の効率化を実現するためのモノです。そして、その業務の可視化と改善のために使うものでもあります。これらをきちんと整理して初めて、ツールが必要になり導入することになります。

では、業務の可視化し、ツールを導入すれば変わるのか?

答えは”NO”です!!

企業には、『就業規則』というものが存在します。就業規則は、就業規定、セキュリティ規定、賃金規定など、企業や団体に所属して、働くために定められたものです。これらは、会社の業種や業態により異なります。

一般的な企業であれば、会社に通勤して働くことを前提とした就業規則になっています。

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会社に出社し、業務を実施する事が前提の就業規定

ワークスタイル変革を実現するには、就業規則の見直しも必要不可欠となってきます。では、就業規則を見直し、業務を行なうためのツールを導入すれば、ワークスタイル変革は成功するのか?

答えは、これまた”NO”です!!

日本の企業においてワークスタイル変革が成功しない一番の理由は何だと思いますか?

それは、「社内の風土」です。

多くのお客さまとお話した中でとても感じました。また、自分自身でも「社内の風土」が問題だと感じています。

こんなことありませんか?

・上司がいると帰りづらい雰囲気
・育児や介護の休暇を取ると、出世に響くのではという空気感
・有給休暇を取得しづらい社内風土
・在宅勤務制度があったとしても、使えない 

ワークスタイル変革の実現に必要な要素は、3つあります。

「ツール」「制度」「風土」です。

どれかが掛けてもワークスタイル変革を成功に導くのは難しいと感じています。しかし、この「風土(企業風土)」は、深く根付いているケースが多く、そうそう変えられるものではありません。それでも、この風土を払拭しななければ、ワークスタイル変革は成し遂げられないと考えています。

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風土を変えるために

企業に深く根付いている風土をいきなり変えるというのは、とても難しいのが現実です。

当社の風土もいわゆる“The日本企業”です。第3話(働き方の問題点と改革までの道のり)で当社の状況を少しご紹介しましたが、当社は「ごりごりの営業会社」です(笑)

私は、社内風土を劇的に変える方法は「ない」と思っています。ただ、一つ一つ小さい「コト」を積み重ね、改善・改革していくことが非常に重要だと考えています。ワークスタイル変革を成功に導くために、今からちょっとずつ風土を変えてみてはいかがでしょうか。

例えば……

・チーム朝礼を取り入れ、会話(雑談)を増やす
・2週間に1度は、定時で帰宅する、マネジャーが月に1度有給を取ってみる
・飲みニケーションではなく、ランチミーティングを多くする

など、普段の業務内容に少し変化を入れるだけでも社内の風土(雰囲気)は必ず変わります。私たちのグループでは、原則残業を禁止しており、18時以降の時間は「自分の為のインプット時間」という事を意識しています。

また、どうしてもマネジャーが遅くまで会社にいると、部下が帰りずらくなってしまいます(よく会社の”あるある”話ですね)。こういった小さな取り組みを私達のチームで実施することで、それがアメーバ式に拡がり、社内の風土を変えれるということを社内で実証実験しています。

ワークスタイル相談カフェ

本コラムを最後までお付き合いいただき、誠にありがとうございます。

最終話の今回は、ワークスタイル変革の実現には、「ツール」「制度」「風土」が大切というお話をさせていただきました。そして、この3つの要素をまとめてサポートできる場所を作りました。

その場所は、

ワークスタイル相談カフェ

です。

ワークスタイル相談カフェは、「今のワークスタイルを変えたい」「変えなきゃいけないけど、どうしたら分からない」など、ワークスタイル変革の実現に向けて取り組むさまざまな人が気軽に相談できる場所(よろず相談所)です。

われわれ自身もまだまだ未熟で、日々勉強をしている身です。本コラムをご覧頂いているみなさま皆様と一緒に、日本の未来をよりよく変えていき、そして、誰もが笑って暮らせる社会を創っていきたいと思います。

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ワークスタイルエバンジェリストとして、「企業へのテレワーク推進、ワークスタイル変革の活動に邁進中。私生活ではイクメン(自称)として主に食事を担当して、家事にも邁進!子育てと仕事の両立を日々楽しんでいます。「パパ・ママが笑って働ける日本を」をモットーに日々活動中です。

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