ダウンタイムを「ほぼ0」にするための3つの方法

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ダウンタイムを「ほぼ0」にするための3つの方法

バックアップ 2013/03/28

90%の企業が障害発生時に自社のデータをきちんと守り切れない

物理、仮想、クラウド環境向け専用のストレージソリューションを提供するクアンタム社の調査(http://biztech2.in.com/news/business-continuity-disaster-recovery/90-cos-feel-their-data-is-unsafe-from-a-disaster/140302/0)では、90パーセントの企業が「障害発生時に自社のデータをきちんと守り切れない」と回答しています。障害発生時には、まず、ダウンタイムを最小化させることが一番重要となります。しかし、最小化させるソリューションとして、「ディザスタリカバリ向けのソリューションは高額かつ複雑」というイメージが支配的で、当該ソリューション導入の障壁になっています。結果、それらのソリューションは、ディザスタリカバリソリューションに予算が割ける、大企業のみが導入されているのが現状です。一般的にも、そのようなイメージを持っている人は多いのではないでしょうか?
 しかし、インターネットにいつでも、どこでもつながり、そしてモバイルデバイスで24時間365日データにアクセスし、ビジネスも眠らない、常にデータのやりとりが発生している昨今、「もしも」の時に準備をするのは大企業だけでいいのでしょうか?

社会、そしてITを取り巻く市場全体を見渡すと、以下のようなトレンドが見えてきます。

ビジネスに不可欠なアプリケーションが増え続けている

データに常にアクセスできる環境が整えられている

モバイル機器に代表されるようにITの消費者化が進んでいる

このような環境下で、IT管理者は、IT環境の管理や運用に関して「やっかいな問題が増大し、かつ複雑化している」と、ますます感じる人が多いのではないでしょうか?

しかし、見方を変えれば、それは新たな展開、進化でもあるのです。

「高価、複雑」だと思っていたディザスタリカバリをどのような規模の企業でも実施可能にすることは、さらに安全、IT環境の実現につながるのではないでしょうか?セキュアなIT環境により、誰もがいつでも、どこでも、どのデバイスからも、必要なデータにアクセスし、ビジネスを進めることができる。それは社会が、企業がイノベーションを起こす土壌を整える機会を与えているとも言えます。非常に重要な仕事なのです。

しかしながら、私たちのIT環境はいつ何時、何が起こるか分かりません。物理的な障害、論理的的な間違い、人為的ミス、自然災害などから、企業の大切なデータは、リスクにさらされています。それをきちんと守っていく必要があるのです。それには、バックアップ、障害復旧、レプリケーションが1つのプラットフォームで実行できる、統合ソリューションを導入することが必須となります。
 また、以下の3つのステップを取り入れることにより、ダウンタイムを「ほぼ0」にすることができるでしょう。

1. 「バランス」を持ったディザスタリカバリソリューションの選択

例えば、以下のような、2種類のソリューションがありますが、良い点、悪い点を挙げます。
ファイルバックアップ:価格面では魅力的ですが、復旧するのに、数日間かかることがあります。
クラスターやリアルタイムのレプリケーション:迅速に復旧できますが、価格的には非常に高価です。
ここで重要なのは、「バランス」を持ったソリューションを選択すること。それも企業にとって、ベストなバランスという点がキーポイントです。スピード、適応性、価格帯の観点から、自社にとって最適なソリューションを選択しましょう。

2. 計画を立てる

データやアプリケーションが常に問題なく動いているという状況を保つためには、どのような障害が来ても復旧できる、という「計画」を事前に立てて、それに対応する「ソリューション」を準備しましょう。いままでの簡易的なバックアップまたは、ハードウェアに付随しているディザスタリカバリのソリューションなどだけに頼るのも不安です。そこで、ある「環境」に合わせた専門のソリューションを導入することも一つのオプションです。例えば、仮想サーバには仮想サーバ専用のディザスタリカバリソリューションを活用することは検討すべきでしょう。

3. 100倍速を可能にするリカバリテクノロジを活用する

「ほぼ0」のダウンタイムを可能にするテクノロジがあります。どのようなものかというと、リカバリが非常に迅速なため、ダウンタイムをほぼ感じさせない、ということなのです。変更されたブロックのみバックアップの対象とするソリューションが出てきています。これにより、仮想マシンを以前に比べ、100倍速くリカバリすることができます。Change Block Tracking (CBT)のテクノロジを使い、直近にバックアップしたデータから変更されたブロックのみをバックアップの対象とし、復元するテクノロジが出現しています。特に、リモートにあるFTPやクラウドなど、スピードに課題があるストレージのバックアップや復元には最適です。

ぜひ上記3つのポイントを元に、自社にとって最適なディザスタリカバリの戦略を立てていきましょう。

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キーマンズネットとは
アクロニス社にて、グローバルPRプログラムを担当。アクロニスのブログ、ソーシャルメディアの企画・編集を行う。ノースイースタン大学のジャーナリズム学部卒。卒業後はフリーランスの記者、新聞記者としても活躍。

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