ユーザーID棚卸をクラウド化。3カ月で約7,500ID分の管理効率化

auカブコム証券株式会社

ユーザーID棚卸をクラウド化。3カ月で約7,500ID分の管理効率化

auカブコム証券は、以前から導入していたユーザーID棚卸ツールのバージョンアップを行い、ID棚卸業務の効率化とデータの正確性の向上、属人化の脱却を実現した。

  • 業務効率化
  • 金融業・保険業
  • 情報システム部門(運用系)
ユーザーID棚卸をクラウド化。3カ月で約7,500ID分の管理効率化

auカブコム証券では、社内業務で利用するユーザーIDの管理を効率化するため、すでに導入していたユーザーID棚卸ツールを新バージョンに刷新。ID棚卸作業の効率化を実現しただけでなく、ID棚卸をクラウド化することで運用体制の拡大に成功。ID棚卸における運用負荷の軽減や正確性の向上、ID棚卸の属人化の排除を実現した。

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課題

 auカブコム証券では、社内業務で利用するユーザーIDを各システム担当者がExcelによるID台帳で管理していたが、作業が煩雑で負荷が高いことが課題であった。
 これを解決するためにユーザーID棚卸ツールを導入して効率化を実現したものの、複数ユーザーでの同時作業ができずID棚卸の属人化が進んでいた。特定の担当者のみの管理体制では、ツールへのID投入が追いつかず、繁忙期には作業を中断せざるを得なかった。

解決方法

 以前より導入していたユーザーID棚卸ツールのバージョンアップを決行したことで、ID棚卸業務のクラウド化が実現し、マルチユーザーでの運用が可能になった。また、新バージョンでは、データの取り込みから棚卸までをワンストップにできるように機能強化されている点も評価された。
 さらに、分かりやすいUIと操作画面から即座に参照できるマニュアルにより、特別な教育なしで棚卸業務の人材を増やせるようになった。

効果

 最新版のユーザーID棚卸ツールに切り替えたことで、棚卸業務を3名体制で行えるようになり効率化を実現。3カ月で16システム約7,500IDの投入が完了した。ID棚卸業務の属人化から脱却し、業務負荷の軽減やID棚卸の正確性を高めることに成功した。
 またツールの機能と画面がシンプルであり、マニュアルも操作画面から利用できるため、操作には特別な教育なども必要とせず、運用メンバー拡大もスムーズに行えた。

事例概要

企業規模 企業規模問わず
課題 業務効率化
業種 金融業・保険業
部署 情報システム部門(運用系)
地域 国内
導入年 2017年

提供企業・製品

導入製品名:ユーザーID棚卸サービス 「アカンサス」

提供企業:NTTテクノクロス株式会社

URL:https://www.acanthus-id.jp/