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SAPジャパン株式会社

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中小企業でもグローバル経営を容易に、ナミックスに学ぶERPパッケージ活用術

グローバルにビジネスを展開する中小企業にとって、海外拠点を含めた業務データの一元的な運用は大きな課題だ。このハードルをERPパッケージで乗り越えたのが導電・絶縁材料メーカーのナミックスだ。同社に成功の秘訣を聞いた。

要約

 グローバルなビジネス展開には、海外拠点を含め業務データを一気通貫で連携させるシステム運用が欠かせない。導電・絶縁材料のパイオニアであるナミックスも、グローバル市場での競争力を高め、業務の標準化を進めようと、自社開発システムからERPパッケージへの刷新を決めた1社だった。

 多言語はもちろん、各国・地域の法令や商習慣に対応したパッケージであれば、海外拠点への展開も容易になる。パッケージというとアドオン開発が必要になるケースが少なくないが、同社が選定した製品は、標準機能で業務に適した設定変更が可能なため、システム改修コストがほとんどかからないというメリットも持っていた。

 導入から5年を経て、同社のグローバル戦略に欠かせない存在となったというERPはどのような成果を上げているのか。ERP刷新プロジェクトのポイントと、その効果を同社に聞いた。

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