モバイル利用でも情報漏えいリスクが大幅低減する仕組みとは

TOMAコンサルタンツグループ

モバイル利用でも情報漏えいリスクが大幅低減する仕組みとは

働き方改革にモバイル活用を挙げる企業は多い。だがセキュリティとの両立は難題だ。TOMAコンサルタンツグループが働き方改革を実現したソリューションのかたちとは?

  • セキュリティ強化
  • サービス業
  • 情報システム部門(運用系)
モバイル利用でも情報漏えいリスクが大幅低減する仕組みとは

中堅、中小企業を対象に、士業や経営コンサルティングをワンストップで提供するTOMAコンサルタンツグループでは、生産性向上を目的としてノートPCを導入したが、セキュアには利用できていなかった。データレスPCとリモートアクセスによるセキュアネットワーク環境という組み合わせを導入し、業務効率向上や残業時間削減、働き方改革が実現した。

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課題

 業務効率化のためにノートPCを導入したが、「ノートPCの内部HDDに機密情報である顧客のさまざまな情報を入れて持ち出してはいけない」という社内ルールに対し、実際には顧客との打ち合わせの場で資料を作成したり、客先に持っていく資料をノートPCに入れるということが行われていた。信頼の失墜が生じる前に、「セキュリティを確保しながら、いつでも、どこでも、仕事ができる環境」というコンセプトで対策を構築する必要があった。

解決方法

 さまざまな提案を受けたが、シンクライアント、暗号化、PCリモートアクセスはいずれもコストや機能面で条件が合わなかった。最終的に選択したのは、データレスPCとリモートアクセスによるセキュアネットワーク環境の組み合わせだ。この形式であれば「データ持ち出し禁止」という社内ルールにも合致している。さらに会計システムなど特殊なアプリケーションにも対応できる点、コスト面が妥当である点も評価が高かった。

効果

 導入後は、外出先からも業務を進められるようになり、他の取り組みと併せて、残業時間の削減に貢献した。一方、業績が向上していることから、生産性は向上したとみられる。また懸念事項であった、ノートPCからの情報漏えいリスクが大幅に低減されたことは、信頼、信用を重視する同社にとって大きな価値があった。

 在宅勤務も許可制で行えるようになり、産休、育休中の女性や介護中の社員にも柔軟な対応ができるようになった。

事例概要

企業規模 中堅中小企業向け(101~1000名)
課題 セキュリティ強化
業種 サービス業
部署 情報システム部門(運用系)
地域 国内
導入年 -

提供企業・製品

導入製品名:Flex Work Place

提供企業:横河レンタ・リース株式会社

URL:https://www.yrl.com/fwp/