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2012/01/31
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キーマンズネットでは、2011年11月1日〜 2011年11月9日にかけて「RIA(リッチインターネットアプリケーション)の導入状況」に関するアンケートを実施した(有効回答数:543)。回答者の顔ぶれは、情報システム部門が全体の47.0%、一般部門が53.0%という構成比であった。 |
最初に「RIAの導入状況」について尋ねたところ、「既に導入済みである(追加リプレイスなし)」が11.7%、「既に導入済みである(追加リプレイスあり)」が4.8%、「導入を検討している」が10.6%、「必要性を感じているが導入は検討しない」が33.0%、「必要性を感じない」が39.9%という結果となった(図1-1)。まとめると全体では16.5%が導入済み、追加リプレイスを含めると15.4%が検討中となる。この結果を従業員別に見ると、1001名以上の大企業が「既に導入済み」の割合が、「追加リプレイスなし」「追加リプレイスあり」を合わせて21.7%と高い割合を示していた。従業員数が多くなるほど、利用するクライアント数も大規模になり、管理コスト削減の効果を見込んだ業務アプリケーションのWEB化が促進されている傾向にあるため、WEB化を補完するRIAの導入率も高い傾向にあるのだろう。
関連して、RIAを「導入済み」と回答した方を対象に「導入したシステム」について尋ねたところ、1位「社内の基幹系業務システム(受発注、会計、人事給与など)」58.1%、2位「社内の情報系業務システム(CRM、SFA、コールセンタなど)」35.5%、3位「PC向けのWEBサイト」19.4%、4位「モバイル向け基幹系業務システム(受発注、会計、人事給与など)」9.7%と続いた。やはり基幹系業務システムへのデータ入力において利用されているケースが多く、業務アプリケーションのWEB化にともない、操作性向上を目的とした導入が多いようだ。
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次に、RIAを「導入済み」と回答した方に、「導入の目的」を尋ねたところ、1位「入力などの操作性向上」35.5%、2位は32.3%と同率で、「画面の表現力向上」「メンテナンス性向上」「ソフト配布などの運用コスト削減」と続く結果となった(図2)。HTMLでは実装できなかったものを開発することで、過去の操作性が維持できるという点で、メンテナンス性の向上を挙げる声も多かった。業務アプリケーションのWEB化によって各パソコンに独自ソフトを配布する手間をはじめ、プログラム修正時の再インストールの手間、機能追加にともなう運用負荷削減など、「ソフト配布などの運用コスト削減」を導入目的とする声も見られた。
参考までに、RIAを「導入済み」と回答した方に「導入時に重視したポイント」を、「最も重視する」から「3番目に重視する」まで回答してもらったところ、1位「ユーザの操作性」、2位は同率で「運用コスト」「開発コスト」、4位「開発の生産性」、5位「ライセンスコスト」と続いていた。
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次に、RIAを「導入済み」と回答した方に、現在導入済みのRIAに対しての「満足度」を尋ねた結果、「とても満足している」16.1%、「まあ満足している」48.4%、「やや不満がある」29.0%、「とても不満がある」6.5%と続き、まとめると全体で「満足」が64.5%、「不満」が35.5%という割合となった(図3)。
不満と回答した方の理由をフリーコメントから見てみると、「レスポンスの反応速度に不満がある」「処理が遅い場合がある、時々正常に処理されない」といった、レスポンスやパフォーマンスの悪さに不満を抱えている方や、「カスタマイズの要望が入った時に速やかな変更ができない」「制約が多く利用の拡大が難しい」といった、製品の拡張性に不満を抱える方などの意見が多く見られた。開発したRIAはブラウザやプラグインソフトなどで動作するという利点があるものの、実行環境によっては多少処理が重くなることもあり、この点が不満とされているようだ。またRIAでは対応するWEBブラウザの種類やOSの種類に制限があったり、種類を問わないクロスブラウザ、クロスプラットフォームを特徴にしている製品であっても、実行環境であるruntimeのバージョンに柔軟な対応ができるかどうかの確認が必要だったりする。もしruntimeのバージョンが変わったタイミングで作り直さなければいけなくなると、結局環境依存が発生することになってしまうため、導入前にしっかりと拡張性を見据えた検討をする必要があるようだ。
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【1】全体で16.5%、大企業では21.7%が導入済みという結果に
【2】導入目的は「入力などの操作性向上」、重視ポイントは「ユーザの操作性」が1位
【3】全体の64.5%が「満足」と回答、不満点はレスポンスやパフォーマンスの悪さなど
【4】導入しない理由、「現状で満足」「リッチクライアントの知識少ない」と続く結果に
【5】RIAについての知識、全体の65.4%が「分からない」と回答
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