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製品の基礎をきちんと理解! IT製品解体新書

熱問題への対策は?「サーバラック」特集

2010/09/21


 企業内の多くの業務がIT化されたことで、それを支えるサーバの台数も加速度的に増えている。そこで必要になってくるのが、サーバを設置するためのサーバラックだ。現在では、高密度化したブレードサーバを搭載するためのサイズや耐荷重、さらに大きな地震を経験していることでの耐震性能など、以前に比べて要求がシビアになっている実態がある。同時に、高密度化したIT機器を効率的に冷却するための対策も求められるポイントだ。そこで今回は、サーバラックの基礎知識を振り返りながら、サーバラックの今を追ってみたい。サーバラックの選び方については「IT製品選び方ガイド」で紹介しているので、そちらをご覧いただきたい。

サーバラック

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1

サーバラックを解体しよう

1-1

サーバラックとは?

 サーバラックとは、サーバ本体を固定させて設置するための筐体のことで、つまりはサーバを収納する棚のこと。オフィスに据え置くタイプのラックもあるが、多くのIT資産がサーバルームやデータセンタに移されている現状を鑑みて、今回は主にマウント型サーバラックを中心に紹介していく。
 マウント型のラックには、規格で定められた19インチサーバラックを中心に、フレームだけを任意のサイズに組み上げることができるオープンラック、ルータやスイッチなどネットワーク機器をマウントするネットワークラックなどがあり、用途に応じて使い分けられている。外見上は横幅700mm程度のサーバラックに対し、ネットワークラックは製品によって横幅1000mmになるなど、サーバラックに比べて大型化する傾向にある。これは、ファンによって前面から吸気し、背面から排気するサーバとは違い、ネットワーク機器の中には横吸気、横排気の製品もあり、冷却効率を考えるとサーバラックに比べて横幅が必要になってしまうためだ。また、サーバに比べてケーブルを多く接続するために、ケーブル処理用のスペースが必要になってくるという事情もある。

図1 19インチサーバラック
図1 19インチサーバラック
資料提供:NTTファシリティーズ

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INDEX

【1】サーバラックを解体しよう

 1-1 サーバラックとは?

 1-2 サーバラックの規格「19インチサーバラック」とは?

 1-3 サーバラックの基本的な構造

【2】イマドキのサーバラック事情

 2-1 電力の見える化が急務となったことで脚光を浴びるPDU

 2-2 熱問題への対策

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