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はずせない製品がわかる シェア情報アーカイブ

サーバ仮想化ソフトウェア

2008/06/17


日々めまぐるしく変化するIT業界。市場を牽引しているベンダや製品を知ることは、失敗しない製品選定のための重要なファクターだ。そこで参考にしていただきたいのが、第三者機関から提供される調査レポートをベースにお届けする「シェア情報アーカイブ」。今回は、アイ・ティ・アールの情報を元に、サーバ仮想化ソフトウェアのシェア情報をご紹介しよう。

 アイ・ティ・アールの調べによれば、サーバ仮想化ソフトウェア(x86系CPUを搭載したWindows/Linuxサーバが対象)の市場規模は、出荷金額ベースで前年対比111.8%増の約21億6200万円に達し、高い成長率で拡大している。2008年度にも、51.7%増の約32億7900万円に拡大すると予測されている。
 サーバの仮想化は従来からメインフレームや商用UNIX系ベンダで採用され、ハードウェアパーティションや論理パーティションの方式で行なわれてきたが、昨今ではx86系CPUを搭載した物理サーバ上でWindowsやLinuxをゲストOSとして稼働させる仮想マシン方式が注目されている。以前はテスト/開発環境への適用が多かったが、最近ではファイルサーバの統合や実運用環境での適用例が増加している。
 米国では企業のITインフラをすべて仮想環境に移行するようなケースも出てきている。国内ではハードウェアの更新サイクルに合わせて導入検討されるケースが多く、今後市場の拡大が見込まれる。
 市場占有率を見ると、2007年度の出荷金額ベースでヴイエムウェアが87.9%と圧倒的で、2位のパラレルスは6.7%、3位のVirtual Iron Software(国内販売元は日商エレクトロニクス)は2.2%にとどまっている。2008年度もそれぞれ82.3%、6.6%、2.9%と予測されている。
 同市場の需要は今後も継続的に拡大するとみられ、2007〜2012年度のCAGR(年平均成長率)は18.3%の伸びが予想される。

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