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2009/08/04
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イーサネットが主流の有線LAN規格 |
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前号(第21回初級ネットワーク講座)で無線LANについて解説したが、現在でも「安定性」「安全性」などの面から、LANケーブルを使って接続する有線LANが多く用いられている。
有線LANの規格は、ほぼイーサネット(Ethernet)が主流である。イーサネットは、米ゼロックス社パロアルト研究所のロバート・メカトフ博士が、ハワイ州立大学のキャンパスで電波を使ったデータ通信(CSMA方式)に成功したのを期に、無線で利用した周波数を使って有線でデータ通信ができないものかと考案しCSMA/CD方式に改良し、1973年にIEEEに発表した。その後、1980年2月にIEEE802委員会が発足し、イーサネットはIEEE802.3分科会で規格化された。イーサネットは、同軸ケーブル、ツイストペアケーブル、光ファイバケーブルなどを通信媒体として用いる。
CSMA/CD方式の基本的なルールは、“1つの伝送路(Bus)をみんなで使おう”というものだが、その使い方は、「はい、あなたの番」「次はあなたの番」というように順番を制御するものがなく、伝送路が空き次第、誰でも早い者勝ちというものだ。そのため衝突も発生する。会議に例えていうならば、議長がいない、誰か話しをしていたら話を聞く(Carrier Sense)、誰も話をしていなければ自由に話してよい(Multiple Access)、また、誰かが話しを終えた途端、複数の人が話し始めることがある(Collision)、そうなると聞き手は誰が何を話しているのか聞き取れない。各話し手が衝突に気がついたら(Detection)、話をやめる。伝送路が1つしかないので半二重通信である。
イーサネットとエチルアルコールのルーツは同じ?
古代ギリシャでは、万物は次の五元素で形成されていると考えられていた。それは「火」「水」「土」「風」そして「Ether:エーテル」である。エーテルとは、光や音を運ぶもので、宇宙空間に充満していると考えられていた。
現在科学では当然否定されているが、イーサネットの開発者たちは、この「Ether」と「network」とを結びつけて「Ethernet:イーサネット」と名づけた。なお「Ether」は英語では“イーサ”と発音するが、ヨーロッパの多くでは“エーテル”と発音する。実は、消毒薬やお酒に入っているエチルアルコールの“エチル”の語源も「Ether」である。
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【1】有線LANの基礎知識
1-1 イーサネットが主流の有線LAN規格
1-2 各種LANケーブル
1-3 イーサネットの高速化の問題点
1-4 ギガビットイーサネット
1-5 10ギガビットイーサネット
1-6 今後のイーサネット
【2】有線LANに関する国家資格試験問題にチャレンジ!
【3】LANケーブル(ツイストペアケーブル・光ファイバケーブル)の選び方
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