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無駄を省く!「IT資産管理」ブレない選択術

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無駄を省く!「IT資産管理」ブレない選択術

2010/02/01


 IT資産管理ツールは運用管理工数削減や運用管理の精度を上げることによるシステムのTCO削減といった目的に使われることが多かった。しかし現在では、内部統制/IT全般統制への対応を含むセキュリティコンプライアンス強化および総合的な資産管理などの目的にも利用できるように機能追加されてきた。また一方では、管理項目を限定し、運用管理の専門技術者がいなくても一定レベルのPC運用管理を可能にするような操作性をもつツールやサービスも登場してきている。
 そこで今回は、さまざまな性格のツールやサービスが多数ある中で、最も自社に適したIT資産管理ツールをどう選べば良いのか、そのポイントを紹介していく。なお、IT資産管理ツールの基礎知識や最新事情は「IT解体新書:IT資産管理ツール特集」で紹介しているので、そちらもご参照いただきたい。

IT資産管理ツール

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1

IT資産管理ツールの選び方

1-1

ツールの利用目的は何かを明確にしよう

 IT資産管理ツールは大企業ではすでに7割に導入されていると言われ、中堅・中小企業においても4割程度の普及率があるとされるほど一般化したツールだ。しかしその活用度はあまり高いものとは言えず、年に数度の資産棚卸しの際に利用してそのままになってしまうケースが珍しくない。せっかくのツールが活用されないこともさることながら、その機能が十分に認識されないままに他のツールを重複利用したり、IT資産管理ツールの機能だけでは管理目的を果たせないために別に管理データベースを構築したりという、非合理な投資に結びつくことがある。同時に運用管理を余計に複雑にしてしまうこともありうる。
 そんな事態に陥らないために、まずはIT資産管理ツールの利用目的をよく考え、適切な製品を選ぶことが肝心だ。既存ツールがある場合なら、リプレースや他のツールとの組合せ、必要なオプションの購入などの手を打つことができるだろう。
 IT資産管理ツールの導入目的は、大きく分ければ運用管理工数の削減と資産台帳の作成の2面がある。この2面のどちらに重心をおくのかという選び方が、まず1つある。次に、管理対象とするのがクライアントPCだけなのか、それ以外のサーバストレージ等までも含むIT機器全般なのかという検討が必要だ。業務目的と対象範囲を軸に現在のIT資産管理ツールを簡単にプロットしたのが図1だ。

図1 IT資産管理ツールの特徴による分類
図1 IT資産管理ツールの特徴による分類
資料提供:アエルプランニング

 IT資産管理ツールは、従来主にPC中心、運用管理工数削減中心に用いられてきたが、現在では同じPC中心であってもソフトウェア資産管理が注目されるようになり、資産の証明が可能な管理方法が求められるようになっている。また、特に大規模企業ではデータセンタまでも含むIT機器すべてを対象にするような統合IT資産管理が必要になり、きめ細かく証明可能な資産管理が行えるデータベースを備えたツールが使われるようになってきた。さらにASP/SaaSによるIT資産管理サービスや、IT資産管理の計画〜立ち上げ〜調達・運用支援を行うアウトソーシングサービスが登場しており、ツールの所有からサービスの利用への流れの切り替えも徐々に行われ始めている。
 IT資産管理ツールには各々、それが開発された時代背景や経緯を反映した特徴が必ずある。統合運用管理ツールIT資産管理モジュールや、構成管理DBを構築する総合的なIT資産管理ツール、機能を限定して専門特化したツールなど、すべてがIT資産管理ツールとしてくくられることがあるが、ツール選択の際には各ツールの強みがどこにあるのか、図1のような視点で検討してみるとよい。

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INDEX

【1】IT資産管理ツールの選び方

 1-1 ツールの利用目的は何かを明確にしよう

 1-2 IT資産のライフサイクルの中でIT資産管理を位置づけよう

 1-3 管理可能な範囲で取り組もう

 1-4 ツール導入かサービス利用かを検討しよう

 1-5 ソフトウェア資産管理に利用できる機能を確かめよう

 1-6 操作性や管理のしやすさを確認しよう

 1-7 省電力化機能にも注目しよう

【2】IT資産管理ツール製品カタログ

 ・PALLET CONTROL

 ・LANDesk Management Suite

 ・SecureCube PC Check

  ・・・など主要製品の一覧を掲載しています。

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